更新日 2006年08月20日


事務局からのいろいろなお知らせを載せています。
リンカーン・フォーラムに関する最新情報です。

ホームへ

2005年

2005.12.31 公開討論会開催回数一覧表を更新しました
2005.11.06 選挙期間中に候補者出演によるTV討論番組が12年ぶりに実現<大阪市長選>
2005.10.31 地方公務員が代表を務めた公開討論会が初めての実現されました
2005.09.12 BS朝日 田原総一朗の公開討論TV番組参加のお誘い
2005.09.11 2005年衆議院選公開討論会の概況報告
2005.09.05 リンカーン・フォーラム初の合同・政党演説会が開催されました
2005.09.04 9月7日を中心に、総選挙最終週、全国で合同個人演説会が開かれます
2005.09.01 選挙期間中のネット動画配信、全国で続々と解禁
2005.08.30 衆議院選挙公開討論会のインターネット配信開始
2005.08.26 今からでも間に合います!合同個人演説会を開きましょう!
2005.08.25 リンカーン・フォーラム方式公開討論会 通算1000回到達!
2005.08.24 8月24日<2005年総選挙公開討論会>緊急記者会見を行いました
2005.08.22 8月24日<2005年総選挙公開討論会>緊急記者会見を行ないます
2005.08.09 解散総選挙突入!公開討論会開催希望者募集!
2005.08.06 「公開討論会レポート」を再開しました
2005.07.27 公開討論会の映像無料配信サービスでJanJanと提携しました
2005.07.12 公選法の改正提言!!を、構想日本と共同プレスリリースしました
2005.06.24 都議選42選挙区中34選挙区で公開討論会を実施しました
2005.06.17 『マニフェスト型公開討論会マニュアル』のHTML版を発行しました
2005.05.29 『マニフェスト型公開討論会マニュアル』を発行しました
2005.05.27 携帯音楽プレーヤーでお手軽に「ネット配信サービス」が利用できるようになりました
2005.05.21 『合同・個人演説会の開き方 ポイント集』をリニューアルしました
2005.04.18 第1回全国リーダー交流会を開催しました
2005.03.18 千葉県知事選 来場者数日本新記録/投票率UP達成
2005.02.14

日本初!千葉県知事選で5回の合同・個人演説会

2005.02.04 マニフェスト型公開討論会を推進します 
 

 


 

2005.12.31 公開討論会開催回数一覧表を更新しました


 リンカーン・フォーラム方式の公開討論会開催回数一覧表を、2005年12月31日現在で更新しました。
 2005年は、秋に解散総選挙があったほか、平成の大合併がピークを迎え、これに伴う、市町村選公開討論会が一気に増加し、全国で100回開催されました。
これらをあわせて、開催回数は合計243回に上り、これは1年間の開催数としては、統一地方選と総選挙が重なった2003年の269回に次ぐ、史上2番目の記録となりました。
 また、リンカーン・フォーラム方式の公開討論会は、10年間で計1098回(うち、選挙期間中開催の合同演説会は121回)となりました。

公開討論会開催回数一覧表
  
 (リンカーン・フォーラムwebサイト-リンカーン・フォーラム紹介 内)

 

先頭へ

 

2005.11.16 選挙期間中に候補者出演によるTV討論番組が12年ぶりに実現<大阪市長選>


 2005年11月13日告示、27日投票の出直し大阪市長選で、選挙期間中の8月15日、大阪朝日放送(ABC)で、候補者4名出演によるテレビ討論生放送リンカーン・フォーラムの助言を受けて開催されました。

1993年から12年もの間、知事や市町村長の選挙期間中に、候補者が出演して政策を競う討論番組が放送されることはほとんどありませんでしたので、これは大変画期的なことです。

大阪朝日放送(ABC)のWEBサイトより

◆大阪市長選・4候補者生出演「どうする大阪市!徹底討論」◆

27日に迫った大阪市長選挙、きょうは出馬した4人の候補者が番組に生出演した。4人に、市民や視聴者からの意見・質問を怒りなどを直接ぶつけながら、それぞれの考えを聞いた。大阪市民は何に怒り、何を望んでいるのか?視聴者から番組宛に届いたファックスやメールの意見について、各候補はそれぞれの立場から色々な意見を語った。
職員厚遇問題、第3セクター問題、労働組合、さらに給与カットや退職金問題についても、各候補とも色々と意見が出され、コメンテーターも交え白熱した討論になった。


 公職選挙法には、選挙期間中に選挙放送が認められているのは『政見放送』だけという誤解を招きやすい条文(第150条の1(政見放送)、第151条の5(選挙運動放送の制限))が存在するため、これまでテレビ局は選挙報道に及び腰でした。

 さらに、1993年のテレビ朝日・椿貞良取締役報道局長(当時)による、いわゆる「椿発言」以来、テレビ局では選挙期間中の選挙報道に関して自主規制をしてしまい、首長選挙期間中のテレビ報道は皆無となってしまいました。

 そこに唯一風穴を開けてきたのが、リンカーン・フォーラムです。
選挙期間中に公開討論会や合同個人演説会をテレビで放送することは、公選法151条の3(選挙放送の番組編集の自由)で認められており、「選挙期間中に選挙放送が認められているのは『政見放送』だけ」というのは公選法の誤った解釈であるということをリンカーン・フォーラムでは総務省選挙課に確認を取っています。
 この事実はテレビ局どころか、いくつかの選挙管理委員会でも正確に認識していなかったので、リンカーン・フォーラムでは放送局や選管に総務省の正しい見解をきちんと説明し、これまで何十回もの選挙期間中の合同個人演説会の放送を実現してきました。

 今回の出直し大阪市長選でも、地元選管が「公選法に抵触する恐れがある」と大阪朝日放送を牽制していたので、リンカーン・フォーラムでは今までの実績を買われ、大阪朝日放送からアドバイスを求められました。

 そして、公選法や放送法を遵守しつつ、1993年のテレビ朝日・椿発言以来、封印されてきた選挙期間中の選挙報道番組が12年ぶりにとうとう復活したのです。1993年に物議をかもしたのと同じ朝日系列の番組が、今回封印を解き放ったというのも何かの因果でしょうか。

 なお、大阪朝日放送では独自に、選挙放送の番組編集の自由を総務省選挙課に確認しており、今回の内容であれば放送してもよいとの回答を得ました。ここでも、リンカーン・フォーラムの指導内容の的確さがあらためて裏付けられました。

11月15日放送の候補者討論番組、そして11月10日と12日に開催された大阪市長選公開討論会が、少しでも大阪市民に届くことを祈ります。

 

先頭へ

 

2005.10.31地方公務員が代表を務めた公開討論会が初めて実現されました


2005年9月22日に開催された宮崎県高原町長選公開討論会で、リンカーン・フォーラム史上はじめての記録が生まれました。

これは、地方公務員(役場勤務)が代表を務めて実現した初めての公開討論会です!

これまでも、リンカーン・フォーラムでは公務員、特別公務員の代表による公開討論会を、法律、実務の両面から後押ししてきました。その結果、これまで国家公務員(国立大学教授)、特別公務員(市の教育委員)が代表の公開討論会が実現していました。
そして、地方公務員で、しかも役場勤務代表は今回が初めてです。


 
代表の谷山天一さんは、公開討論会は初心者、パソコンも初心者、そして地方公務員初の代表ということで初ものづくしでしたが、リンカーン・フォーラムの全国の仲間に支えられ、この快挙を成し遂げました。

その甲斐があり、会場に700人の大観衆が押しかけ、選挙管理委員会やマスコミ、そして近隣市町村からも高い評価を頂きました。

これを契機に、地方公務員も臆せず公開討論会に挑戦していただくことを願っています。

    - 参考記事(読売新聞) -

新しい地方選挙へ一歩

 先月22日に開かれた高原町長選の公開討論会で、地方公務員では全国で初めてという代表を務めた。同町保険課に勤務しながら、町青年協議会の会長として準備に奔走。ほかの自治体職員を勇気づける足跡を残した。

 青年協議会のOBから、話を持ちかけられたのがきっかけだった。町民からも要望があることを聞き「名前を連呼するだけの選挙では駄目だ。今、若者が立ち上がらなければ、ずっと悔いが残る」と開催を決意した。公開討論会の支援をするNGO「リンカーン・フォーラム」が「公務員が規制される人事院規則で定める政治的行為に、公開討論会は当たらない」との見解を出していたことも後押しになった。

 協議会の主要なメンバーに相談したのは、8月末。選挙まで日が無く、慎重論も出たが、「町のためには絶対やるべきだ」と説き伏せた。

 2日に1度会合を開き、急ピッチで準備を進めた。「できるだけ真っ白な土俵を準備できるよう、公平性には細心の注意を払った」という。説明の電話を立候補者にかける順番さえ、その都度くじ引きで決めた。鍵となる候補者への質問は、商工会や農協、会員の妻など幅広い層から意見を募り、煮詰めていった。

 当日、会場には町民約700人が集まり、耳を傾けた。「新生児が年間55人しか生まれないことなど、町の課題が浮き彫りになっただけでも大きい」と総括する。

 青年協議会の会長の任期は来年3月まで。「反省点も多かった。これからは選挙のたびに青年協議会に話が持ちかけられるはず。そのときのため、マニュアルを整備しておく」と、次代へつなぐたすきの用意に余念がない。

10月31日(月)読売新聞

 

 

先頭へ

 

 

2005.09.12 BS朝日 田原総一朗の公開討論TV番組参加のお誘い


 BS朝日で放映中の田原総一朗氏司会の公開討論TV番組「ライブフォーラム2時間スペシャル!」が、 政治に関心の高い20代〜40代の方の参加を募集しています。
 同番組の試みはテレビ版の公開討論会や、次世代のリーダーを育てていく良い機会でもありますので、リンカーン・フォー ラムでは2001年の番組開設時から番組作りに協力しています。

 番組へ参加希望の方は下記をご参照のうえ、申し込み方法にしたがって、
 http://www.bs-asahi.co.jp/tahara/index.html
からお申し込みください。

 田原総一朗氏のテレビ番組といえば「サンデープロジェクト」や「朝まで生テレビ」での現役政治家と田原氏の激しいディベートが有名です。しかし、この番組では一般参加者も巻き込んで、【司会】−【ゲスト】−【一般参加者】の3者間での討論番組となります。


■==========================================================■
BS朝日「田原総一朗のライブフォーラム2時間スペシャル!」
公開討論番組参加募集のお知らせ
■==========================================================■

BS朝日「田原総一朗のライブフォーラム2時間スペシャル!」を
下記の内容にて開催致します。
つきましては、番組参加者を募集しますので、多数ご参加下さいま
すようお願い申し上げます。
                                             
                記

●放送局 BS朝日
●番組名 「田原総一朗のライブフォーラム2時間スペシャル!」
●収録日時 2005年9月19日(月・祝) 収録開始夕方6時00分(※開場 夕方5時)
●収録場所 青山円形劇場 渋谷区神宮前5−53−1
          TEL:03−3797−5678
  表参道駅(地下鉄銀座線・千代田線・新玉川線B2出口)から徒歩8分
●放映日時 2005年10月2日(日)(夜8時〜10時)予定
●出演者 ・司会          田原総一朗(ジャーナリスト・評論家)
・スペシャルゲスト 鈴木 宗男(新党大地代表)
             宮崎  学(作家)
・一般参加者    300人(公募)
●テーマ  「激白!ニッポンの未来」(仮題)

「疑惑の総合デパート」と「キツネ目の男」、社会からバッシングされ、まさに地獄から這い上がってきた男、政治家・鈴木宗男と作家・宮崎学。
その二人が「小泉人気」こそが「ニッポンの危機」だと田原に迫る!
 『きれいな鷹』は危ない!?『汚れた鳩』こそがニッポンを救うのか!?


       
※120分間ほぼリアルタイムで田原氏の進行の下、ゲストや一般参
 加者との討論を熱く展開していきます。
 参加者の皆さんはご自分も放送されることを前提にご参加いただ
 きます。謝礼・交通費の支給はありません。

〓 <申し込み・問い合わせ先> 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
                       
<申し込み・問い合わせ先>

「田原総一朗のライブフォーラム2時間スペシャル!」ライブフォーラム事務局係
  FAX03−5549−4887        または
  BS朝日のホームページの番組ページ
  「田原総一朗の熱論スペシャル!」  からもお申し込みいただけます。


※参加ご希望の方は、上記のFAXまたはHPの申し込みフォームに、住所・氏名(漢字とカタカナで)・職業・年齢・連絡先の 電話番号・メールアドレス(ある方)をご記入の上、お申込み下さい。グループでの参加も可能ですが、お申し込みは各自でご記入下さい。お申し込みのあった方には必ず事務局よりご連絡致します。

※当日は遅くとも午後5時30分までに必ず会場入りして下さい (時間厳守)。
 (当日は受付などで混雑が予想されますので、お早めに会場入りされる事をおすすめいたします)

※※参加ご希望の皆様へ
勝手ながら、参加者の皆様の年齢を学生〜45歳までに限定
  させていただきます。
ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

 

先頭へ

 

2005.09.11 2005年衆議院選公開討論会の概況報告


 2005年衆議院選を舞台に全国で開催してきた公開討論会が終了しました。
 この公開討論会に参加してくださった候補者の皆様、来場された有権者の皆様、応援してくださったマスコミの皆様、舞台裏や縁の下で支えてくださった全ての皆様に厚く御礼申し上げます。

 9月10日時点での集計で、全国で87選挙区93回の公開討論会が開催できました。
 2005年衆議院選プロジェクトのページに、概況報告を掲載しましたので是非ご覧ください。

 ■ 概況報告

 ■ 新聞等で報道された公開討論会

 ■ インターネット配信中の公開討論会

 

先頭へ

 

2005.09.05 リンカーン・フォーラム初の合同・政党演説会が開催されました


 2005年9月3日沖縄県で、リンカーン・フォーラム初合同・政党演説会(2005年総選挙)が開催されました。
合同・政党演説会というのは、公職選挙報で選挙期間中にも(一定の制限付で)開催することが認められている、政党の政策普及を目的とした「政党演説会」を、各政党の合同で実施するものです。

 今回の総選挙では、北海道でも告示日前日に政党代表者公開討論会が開催されています。
日本の南北で、それぞれの政党代表者が公開の場で一堂に会し競ういあう構図は、日本の総選挙においても英国流に政党の政策で競うスタイルが浸透しつつあることの象徴かもしれません。

当日の討論内容は、関連記事(読売新聞)をご覧ください。

 

 

先頭へ

 

2005.09.04 9月7日を中心に、総選挙最終週、全国で合同個人演説会が開かれます


 9月11日の総選挙投票日まであと1週間となりました。2005年総選挙を舞台に全国で開催されている公開討論会、合同個人演説会も、いよいよ終盤に入ってきました。

 リンカーン・フォーラムでは、総選挙の最終週となる、この1週間(9/5〜10)に、日を中心として、全国各地で一斉合同個人演説会を運営します。
 現在開催が決定しているのは18選挙区。そして、さらに10以上の選挙区で開催を目指し準備中です。

 どうぞご自分の選挙区で開催される合同個人演説会をお見逃しなく!

<9/5〜10に合同個人演説会の開催が決定している選挙区>
 青森1区、青森2区、青森3区、青森4区、
 栃木3区、埼玉5区、東京4区、東京6区、
 千葉1区、千葉2区、千葉5区(市川)、千葉5区(浦安)、千葉7区、
 長野2区、徳島2区、香川1区、香川2区、香川3区

 なお、公職選挙法の制約のため、ホームページで合同個人演説会の日程や会場をお伝えすることができません。そこで日程や開催情報につきましては、それぞれの選挙区の連絡先までお問い合わせください。 

 

先頭へ

 

2005.09.01 選挙期間中のネット動画配信、全国で続々と解禁


2005年総選挙で、「選挙前にホームページに登録した公開討論会の動画は、選挙期間中であっても、更新しない限り掲載し続けてよい」と判断した選挙管理委員会が続々と現れました。

これまで各地の選管は概ね、「選挙前にホームページに登録した公開討論会のうち静止画および音声のみは、選挙期間中であっても、更新しない限り掲載し続けてよい」と判断していただけに、選挙期間中の「動画」配信を全国各地の選管が認めたのは画期的なことです!

リンカーン・フォーラムに届けられた情報によると、2005年総選挙で、北海道選管を皮切りに、栃木県埼玉県東京都愛知県の選管が、
 1)選挙前(公示前)に収録した公開討論会の動画を
 2)選挙前(公示前)にホームページに掲載し
 3)選挙期間中に更新しない
のであれば、公選法違反とは断定できない、あるいは現行法でも合法であると認めました。
これにより、選挙前にホームページへの動画掲載が間に合った 北海道、東京10区、愛知7区では公開討論会の動画を合法的に配信をできました。
また、栃木1区、埼玉4区、東京8区では、選管の許可は出ていたものの、開催日が告示日直前であったため、ホームページ掲載用のデジタル処理が間に合わず、音声と静止画のみでの配信としました。

2005年総選挙インターネット配信情報

これで、上記条件を満たすネット動画配信は、事実上解禁されたと見て良いでしょう。

なお、現行でも選挙期間中のホームページ更新や、選挙期間中に開催される合同・個人演説会動画掲載は禁止であると解釈されています。
リンカーン・フォーラムと構想日本では、2005年7月12日に出した公選法改正提言で、ホームページによる選挙運動の解禁を求めており、2006年度後半にも解禁される見通しとなってきました。


 

先頭へ

 

2005.08.30 衆議院選挙公開討論会のインターネット配信開始

 

 2005年衆議院選公開討論会のインターネット配信を開始しました。
全国どこからでも白熱の公開討論会の映像や音声をお楽しみ下さい。

 

先頭へ

 

2005.08.25 リンカーン・フォーラム方式公開討論会 通算1000回到達!

 

 2005年8月26日に開催される、全国で9選挙区での衆議院選公開討論会を持ちまして、リンカーン・フォーラム方式の公開討論会は通算1000回に到達します。

1996年2月の京都市長選から始まったリンカーン・フォーラム方式は、足掛け9年で、ようやく1000回になりました。

この間、会場があふれ返ったときもあれば、閑古鳥が鳴くような場合もありました。

公開討論会を企画すれば必ず候補者に出演いただけるほど、候補者との信頼関係を構築してきた主催者もあれば、様々な理由で断念せざるをえない場合もありました。

どのような場合でも、全国の主催者が一貫して公平・中立を保ち、リンカーン・フォーラム方式を遵守し、かつ、育ててきた成果が1000回という数字に表れています。

9年で1000回という数は、選挙の数と比較すると決して多くはないかも知れません。

しかし、私たちの活動は、公職選挙法でがんじがらめの中で、普段政治などの表舞台に顔を出すことはない普通の民間人が、無報酬の手弁当で、それこそ針の穴を通すような努力を積み重ねてきたことによって実現されているのです。

これは本当に素晴らしいことであり、理想の民主主義を実現するための基盤が一歩ずつ、着実に形成されているといって良いでしょう。

これまで公開討論会を支え、育てていただいた全ての関係者の皆様に感謝の念を捧げます。

そして、選挙のときは当たり前のように公開討論会が開かれる日を目指し、この流れをますます定着させていこうと決意を新たにする所存です。
今後ともリンカーン・フォーラム方式の公開討論会をどうぞよろしくお願い済ます。

リンカーン・フォーラム代表代行・事務局長 内田 豊
 

先頭へ

 

2005.08.22 8月24日<2005年総選挙公開討論会>緊急記者会見を行ないます

 

マスコミの皆様へ

緊急記者発表のご案内

9月総選挙 公開討論会開催情報


時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
リンカーン・フォーラム(公開討論会支援NGO)は、来る衆議院選挙における公開討論会の開催状況速報を、総務省にて行います。
 リンカーン・フォーラムの公開討論会は、この度の衆議院選挙では、既に100を超える実行委員会ができ、1996年の活動開始以来、間もなく1000回に達します。
従来、公開討論会を全国で推進して来た青年会議所に加え、中・高校生を対象とした「未成年模擬選挙」を行っているライツ、全ての公開討論会情報をWeb上で提供している日本インターネット新聞、及び公選法を提言している構想日本が、共同で全国で開催される公開討論会の実施状況を発表いたします。

■ 日 時:24日(水) 14:00〜 15:00
■ 場 所:総務省 記者クラブ内
■ 会見者:

リンカーン・フォーラム  代  表  加藤 秀樹
  事務局長 内田 豊
(社)日本青年会議所  会 頭 高竹和明
NPO法人ライツ  常務理事 林 大介
日本インターネット新聞社 代表取締役 竹内 謙

    
             

<お問い合わせ先>

 リンカーン・フォーラム  担当:内田  090-9960-7217
URL:https://www.touronkai.org/ email: LF.office@touronkai.org

 構 想 日 本     担当:西田  03-5275-5607
URL:http://www.kosonippon.org / email: nishida@kosonippon.org

 


  

 

先頭へ

 

 

2005.08.09 解散総選挙突入!公開討論会開催希望者募集!

 

 8月8日、衆議院が解散し、総選挙の実施が決定しました。8月30日公示、9月11日投票です。

この総選挙で、全ての選挙区で公開討論会を実現しましょう!
そのため、あなたの選挙区で、あなたこそが実行委員会を立ち上げましょう!!

      ◎         ◎         ◎

2003年の総選挙で、茨城県では7つある選挙区のうち、茨城5区だけで公開討論会が開催されました。
茨城5区は、日立市、高萩市、北茨城市などで構成されますが、選挙区の中心的存在といえば、なんといっても日立製作所のお膝元の日立市です。
人口でも交通の便でも経済力でも、その他の市を圧倒しています。

しかし、その日立市からは公開討論会の主催者が出ませんでした。このとき立ち上がったのは、選挙区の最北部、それも福島県との県境にある北茨城市の青年会議所でした。
彼らは、日立市に臆することなく、「公開討論会見たければ北茨城までおいでよ!」と誇りを持って地元開催したのでした。

それが2003年総選挙で、茨城県で唯一の公開討論会となったのです。
なんと茨城5区の有権者は幸せだったことでしょうか。


     ◎         ◎         ◎


東京19区は小平市、国分寺市、国立市、西東京市で構成されますが、2003年総選挙では、公開討論会を開こうとする人がなかなか現れませんでした。

ところが選挙戦も半ばになって、脇谷美歩さんという、たった一人の学生が立ち上がりました。
そして文字通りたった一人で会場予約し、候補者と出演交渉し、合同個人演説会を実現してしまったのです。
もちろん彼女は初心者でしたから、埼玉県のベテラン経験者などがから大きなバックアップを受けました。
でも、彼女が立ち上がらなかったら、東京19区の有権者は、合同個人演説会を見ることが出来なかったのです。


     ◎         ◎         ◎

「自分の街は選挙区の中心部でない」
「一緒にやってくれるメンバーがいない」
このような些細な理由で、日本が大きく変わるかもしれない大事な選挙の公開討論会を開かなかったら、本当にもったいないです。

あなたが勇気を出せば、必ず公開討論会は開けます
開催ノウハウは万全です。
合同個人演説会なら、お金の心配もありません。
最初は一人でも、あなたの勇気に魅せられた仲間がかならず出てきます。

さあ、公開討論会を開きましょう。

この総選挙で公開討論会開催したい!と思った方はあなた一人からで結構ですから実行委員会を立ち上げましょう。そして今すぐ、お近くのリンカーン・フォーラム地域支援窓口か、リンカーン・フォーラム事務局までご連絡ください。

★リンカーン・フォーラム地域支援窓口  

支援グループ
代表、連絡先
NPO法人リンカーンフォーラム北海道

 

代表(理事)笹村一
〒060-0808
札幌市北区北8西3札幌エルプラザ2F
札幌市市民活動サポートセンター内ケースNo.171

電話:090-9523-9211(金子事務局長携帯)
Email:touronkai_hokkaido@hotmail.com

公開討論あおもりフォーラム 代表    有谷 昭男(八戸市)
事務局長 中橋 勇一(青森市)
青森事務局 〒030-0801 青森市新町2-2-11
         TEL 017-723-7630 FAX 017-723-7631
八戸事務局 〒031-0073 八戸市売市1-10-19
         TEL 0178-45-8146 FAX 0178-45-8230
Email:doclangur@yahoo.co.jp
URL:
http://www.hmf.gr.jp/kuba/touronkai/
リンカーン・フォーラム東北 代表 藤田和久
TEL 022-211-5678 FAX 022-211-5678
Email: mickey39@tf7.so-net.ne.jp 
公開討論会ネットワークぐんま 

代表:稲葉清毅   事務局長:金子和子
〒 370-2601 群馬県下仁田町下仁田383-6
Tel 0274-82-3146/Fax 0274-82-5114
Email: [金 子] kazuko-k@dan.wind.ne.jp

さきたま市民ネット
(実質的に支援組織として活動中) 
事務局長 石井岩夫
埼玉県新座市野火止8-12-30-110
TEL・FAX 048-481-0534
Email:iteam@a-net.email.ne.jp
URL:http://www.ne.jp/asahi/iteam/saitama/net/
千葉県で公開討論会を推進する会 代表 浅井明美
TEL 047-386-3601 FAX 047-386-3601
Email:a-akemi@a3.shes.net
公開討論会かながわ支援隊

事務局長 林聡志
TEL 090-3962-2018
Email:s-h@t3.rim.or.jp

リンカーン・フォーラム中部

代表 児玉克哉
〒461-0022 名古屋市東区東大曽根町40番6号
地域国際活動研究センター内リンカーンフォーラム中部
TEL&FAX:052-935-7126
       050-2022-6676 (IPフォン)      
Email:news@cdic.jp

リンカーン・フォーラム関西 代表 北川恭司
TEL 0748-22-0788 FAX 0748-22-8380
Email:kkitagawa@po.bcap.co.jp 
わかやま市民自治ネットワーク  代表世話人 橋本雅史
TEL 073-422-0451  FAX 073-422-0461
Email:cube@vaw.ne.jp
公開討論会支援センター 
 (中国地方)
世話人 矢矧(やはぎ)秀樹
TEL 082-871-3088 FAX 082-871-3088
Email:yahagi@po.cisnet.or.jp
公開討論会支援ネット阿波 

代表 武知史人(たけち ふみと)
TEL 088-654-3991
携帯 090-5717-5232
Email:waiwai@mb.tcn.ne.jp

リンカーン・フォーラム九州 代表 木村貴志
副代表加地良光
TEL:092-642-7886 FAX:092-642-7889
Email:kaji-13@rmail.plala.or.jp 


特定非営利活動活動法人

日本政策フロンティア
 

注)上記の各支援グループがサポートしていない地域を支援します。

代表(理事長) 小田全宏
FAX 03-5777-5819
相談サイト 公開討論会サポートデスク
Email:info@jpf.gr.jp

★リンカーン・フォーラム事務局
  LF.office@touronkai.org

 

先頭へ

 

 

2005.08.06 「公開討論会レポート」を再開しました

 

 当Webサイトの「公開討論会レポート」は、様々な方が書かれた公開討論会についてのレポートです。また、各地の公開討論会におけるドキュメントでもあります。
 2000年12月以来、5年弱も更新していませんでしたが、このたび再開します。
 今後は最新レポートはもちろんのこと、この5年間封印されてきた秘蔵レポートも公開していきます。
 ご期待ください。 

 再開第一弾は、(社)日本青年会議所の機関誌『We Believe』に寄稿された
「公開討論会」 これまでになかった全く新しい市民運動(リンカーン・フォーラム事務局長 内田 豊)です。

 

先頭へ

 

2005.07.27 公開討論会の映像無料配信サービスでJanJanと提携しました

 

 このたびリンカーン・フォーラムでは、市民メディア・インターネット新聞『JanJan』と提携し、全国各地の公開討論会の映像をJanJanのWebサイトで配信していくことになりました。
 同サイトでは、選挙期間中はもちろんのこと、選挙終了後もネット配信していきます。
  ※選挙期間中の映像公開について

これにより、
 ・当日公開討論会に参加できなかったので内容を知りたい
 ・公開討論会に参加できなかった人にこの映像を見せて、投票率向上に役立てたい
 ・地方に住んでいるけれど出身地の候補者情報を知りたい
 ・候補者の当選後に公約(マニフェスト)達成度を検証したい
 ・多くの候補の演説内容を学び、自分が立候補した時に役立てたい

など、多くのニーズにお応えできるようになりました。
どうぞご期待ください。

詳細は
 JanJanの公開討論会インターネット映像配信サービス
をご覧ください。


 

先頭へ

2005.07.12 公選法の改正提言!!を、構想日本と共同プレスリリースしました

 

 2005年7月11日、リンカーン・フォーラムは構想日本と共同で、公選法の改正提言!!をプレスリリースしました。

 

 

「選挙は誰のためのもの?」
〜 公選法を有権者の視点で改正しよう! 〜

 <公開討論会>
  ◆選挙期間中の公開討論会の開催の自由化
  ◆合同個人演説会の放映・放送の自由を法律に明記

 <マニフェスト>
  ◆マニフェストを使用できる選挙の拡大
  ◆配布場所の自由化

 <インターネット>
  ◆ホームページによる選挙運動の解禁

詳細はこちら>   <印刷用はこちら>

 


 

先頭へ

 

2005.06.24 都議選42選挙区中34選挙区で公開討論会を実施しました

 

 2005年6月24日告示、7月3日投票の東京都議選を前に、42選挙区(特別区23区+市郡18選挙区+島部1選挙区)のうち、34選挙区(特別区23区+市郡11選挙区)で公開討論会が実施されました。前回(2001年)の実施回数20選挙区(特別区16区+市郡4選挙区)を大幅に上回ることができました。

 主催したのは、(社)東京青年会議所の各委員会、(社)日本青年会議所東京ブロックの各青年会議所、市民団体の公開討論会を開くみたか市民の会です。、6月3日〜6月22日にかけて行なわれ、都内各地から多くの有権者が参加しました。

 また今回は、初めての試みとして、都議会主要5会派の政策責任者らによる「会派代表公開討論会」(主催:(社)東京青年会議所)が告示日前日の6月23日に実施され、自民党、民主党、公明党、共産党、東京・生活者ネットワークの政策責任者らが熱弁を振るいました。

 

先頭へ

 

2005.06.17 『マニフェスト型公開討論会マニュアル』のHTML版を発行しました

 

 2005年5月29日に発行した『マニフェスト型公開討論会マニュアル』を、新たにHTML版として発行しました。
内容は従来のPDF版と同様ですが、閲覧は通常のブラウザ(インターネットエクスプローラーなど)だけでよくなり、アドビPDFリーダー(アクロバットリーダー)が不要となりました。また、ファイルサイズが大幅に軽くなりましたので、ブロードバンド回線でなくても手軽に利用できます。

 さらに、HTML版の「資料編」には、新たにHTML形式、Word形式、パワーポイント形式の資料を用意しましたので、雛形としての利用が、より便利になりました。
どうぞPDF版に加え、HTML版をご活用ください。

※PDF版マニュアルにリンクいただいているWebサイトの管理者様
   リンクいただきましてありがとうございます。
   どうぞ、より便利で軽いHTMLl版マニュアルにリンクを張りなおしていただくことをお薦めします。

   マニフェスト型公開討論会マニュアル(HTML版)

 

 

先頭へ

 

2005.05.29 『マニフェスト型公開討論会マニュアル』を発行しました

 

 リンカーン・フォーラムでは、このたび『マニフェスト型公開討論会マニュアル』を発行しました。2000年に『公開討論会完全マニュアル』を発行して以来、5年ぶりの大型マニュアルです。
 これまで専門家の間で不可能と言われていた、ローカル・マニフェストの合法的な配布方法をはじめ、効果的なマニフェスト型公開討論会の開催方法がこの1冊に凝縮されています。どうぞご活用ください。

マニフェスト型公開討論会マニュアルの内容

 はじめに
 1.マニフェスト型公開討論会の定義
 2.資料付公開討論会について
 3.マニフェスト型公開討論会の基本方針
 4.開催の準備
  4-1.マニフェスト型で行うなら、公開討論会よりも合同・個人演説会が適している
  4-2.候補者への出演依頼
  4-3.マニフェスト提出依頼
  4-4.マニフェストの配布
  4-5.マニフェストの受領と確認
  4-6.行政基礎データ作成と提示
  4-7.主催者はマニフェスト比較表を作成しない
  4-8.質問内容の作成
  4-9.コーディネーターとの調整
  4-10.リンカーン・フォーラム事務局への届け出
 5.当日の運営
  5-1.来場者への説明
  5-2.公職選挙法改正アピール
 6.公開討論会が終了したら(マニフェスト・サイクルへの関与)
 おわりに
 資料編

 

先頭へ

 

2005.05.27 携帯音楽プレーヤーでお手軽に「ネット配信サービス」が利用できるようになりました 

 

 リンカーン・フォーラムの提携サイト「Election.」が提供している、公開討論会インターネット音声配信サービスをご存知ですか?リンカーン・フォーラム方式公開討論会で主催者が録音した音声を、選挙期間中はもちろんのこと、半永久的にWebサイトから聞くことが出来るサービスです。
 このサービス、格安の2,000円コースと、現地録音以外の作業は全てお任せの15,000円コースがありますが、2,000円コースを利用するためには、音声ファイルをリアルオーディオ形式に変換しなければならないため、少し面倒でした。

 そこで、このたび同サービスの2,000円コースでは、新たにMP3形式の受け入れを開始しました。

 MP3形式とは、iPodに代表される携帯音楽プレーヤーの再生方式としてお馴染みになってきた音声ファイル形式です。そして、携帯音楽プレーヤー(とくにメモリタイプ)には、MP3形式で音声録音できる機器も続々と発売されていますので、「ICレコーダーを買うほど音声録音の機会はない」という人でも気軽に入手できるようになってきました。携帯音楽プレーヤーで、どうぞお手軽に公開討論会インターネット音声配信サービスをご利用ください。

 

先頭へ

 

2005.05.21 『合同・個人演説会の開き方 ポイント集』をリニューアルしました 

 

 2003年総選挙を前に発表し好評を博した『今からでも間に合う 合同・個人演説会の開き方 ポイント集』をリニューアルし、公開討論会マニュアルのページに収録しました。
一般的に、合同・個人演説会は公開討論会よりも開催が難しいと思われていますが、それはもはや過去の話で、ここ数年では合同・個人演説会を開く企画・運営団体がどんどん増えています。
開催数でいうと、2005年5月現在で通算900回開催された企画のうち、合同・個人演説会はもはや1割(92回)に達しています。

それもそのはず、合同・個人演説会には、公開討論会にはない魅力が一杯あります。
そんな魅力的な合同・個人演説会のエッセンスをまとめた、本ポイント集をどうぞご活用ください。

 『合同・個人演説会の開き方 ポイント集』

 

先頭へ

 

2005.04.18 第1回全国リーダー交流会を実施しました

 

 リンカーン・フォーラムと、NPO法人リンカーンフォーラム北海道では、4月16日(土)、正午から8時間半におよぶ、第1回全国リーダー交流会を札幌で開催しました。

会場には文字通り全国から、公開討論会の指導的立場にある方や経験者、コーディネーターが結集し、直に聞いてはじめてわかるような貴重な体験談やアイディア、人生観、悩み、疑問点などを意見交換しました。

 交流会全体を通じて共通していたテーマは「公開討論会進化論」で、『公開討論会完全マニュアル』を初心者向けの第一のステージとするなら、ホームページに掲載されているQ&Aが第ニのステージ、そして、現在北海道や青森、千葉などで行なわれている先進的な公開討論会は、もはや第三のステージに突入していることが実体験をもとに報告されました。

 リンカーン・フォーラムでは、全国の先頭を走るこれらの進化型公開討論会をスタンダードにしていくために、いっそうの人材交流とノウハウ展開、実地見学会などを進めていく予定です。

 ★北海道のニュースサイトBNNの報道
     選挙公開討論会の仕掛け人、全国から集結

 

先頭へ

 

2005.03.18 千葉県知事選 来場者数日本新記録/投票率UP達成

 

 千葉県知事選(2005年3月13日投票)を舞台に行なわれた、全県域5回・マニフェスト型合同個人演説会は、来場者合計2,900人という、リンカーン・フォーラム公開討論会史上、空前の新記録を樹立し、幕を閉じました。

 そして、この合同個人演説会の最終目標は、日本最下位で低迷を続ける千葉県知事選の投票率(前回は36.88%)を向上させることでした。

リンカーン・フォーラムの公開討論会実績には以下の統計データがあります。

 

(1)その選挙で初めて公開討論会が開催された選挙では、投票率が前回比で
   平均10ポイント向上する

(2)公開討論会の開催が2回目以降の選挙でも、会場が満杯になれば投票率
   は向上する

(3)公開討論会に出席した候補者の中から当選者が出る(80%以上の確率で)

 

 千葉県の公開討論会主催者達は、前回の千葉県知事選(2001年)で、同選挙では初めての公開討論会を3会場(うち2回は合同個人演説会)で実施し、(1)の統計どおり投票率は8.21ポイント向上しました。

そして今回の千葉県知事選(3月13日)の投開票結果は以下の通りです。

*****************************************************
 当日有権者数は483万6033人。
 投票率は43.28% 
前回(01年)を6.40ポイント上回った

  ●千葉知事選確定得票数●
当 960,125 堂本 暁子=無現<2>
  954,039 森田 健作=無新
  162,684 山田安太郎=無新
******************************************************

投票率は前回比で6.40ポイントの向上し、最終目標達成です!

しかも今回の投票率について、朝日新聞(3月15日) は以下のように報道しています。

「各政党、各陣営、それぞれ読み違いがあった。だが、最大の誤算は前回より6ポイント余り上昇し、43%を超えた投票率だったのではないか。
3陣営とも投票日前、「30%前後」と予測していた。ここを基準にすれば、投票率にして約13%分の有権者が投票所に向かった。
  (中略)
約13%の有権者がどの候補に向かったか。それは分からないが、その  動きを政党や陣営がつかみ切れなかったことだけは確かだ。」

朝日新聞3月15日から抜粋


 

 

 

 

 

 選挙のプロですら予測できなかった約13%の有権者を目覚めさせ、投票に向かわせたのは、この全県域で5回実施された合同個人演説会が果たした大きな成果であったと言って良いでしょう。


 また、開票結果は当選者と次点の差がわずか6千票という大接戦でした。
しかし、ここでも統計(3)どおり、公開討論会にフル参加した候補の当選となりました。
 (次点の候補は街頭演説を優先したため、5会場中1会場に40分だけの参加でした)

 この結果はまた、構想日本が行なった「選挙運動に関する意識調査」(2000年)で、
政治家は選挙運動として、街頭演説のほうが(選挙期間中の)公開討論会よりも「効果が高い」と回答しているのに対し、有権者は(選挙期間中の)公開討論会のほうが街頭演説よりも「効果が高い」と回答した結果を裏付けることになりました。

有権者が選挙運動として、何よりも公開討論会を求めているということが、あらゆる点から立証されつつあります。

※同意識調査の詳細は構想日本のサイトからご覧ください。

<一部抜粋>
  現行の選挙運動について (有効性が高いと答えた人の割合)
   ●街頭演説
     政治家 83.0%
     有権者 40.9%
 
  新しい選挙運動について (有効性が高いと答えた人の割合)
   ●選挙期間中の公開討論会
     政治家 70.7%
     有権者 95.8%

 

 

 

 

 

 

 

先頭へ

 

2005.02.14 日本初!千葉県知事選で5回の合同・個人演説会

 

 これまでリンカーン・フォーラムでは数多くの公開討論会をサポートしてきましたが、知事選のような期間の長い選挙では、いくら公開討論会(選挙前に実施)を開催してもなかなか有権者の関心が高まらず、投票率も低迷を続けていました。
 そこで、来る千葉県知事選(2005年3月13日投票)を舞台に、これまでの問題の一挙解決を目指す、画期的な公開討論会が予定されています。これまでの問題の原因と、今回の千葉県知事選で提案する解決策は下表の通りです。

今までのつまらなかった選挙が・・・   これほど変わります!!

前回の千葉県知事選投票率は36%。
3人にひとりくらいしかしか投票していません。。。
これまでの選挙や
公開討論会の問題点
今回の千葉県知事選で
提案する解決策
メリット
           
県庁所在地で公開討論会を開催しても、県民の大半は遠くて見にいけない 県内全域にわたる複数箇所で開催します
候補者にとって
地域によって県政の主要課題は異なるのに、1箇所での公開討論会開催だと、総花的な質問テーマにせざるを得ない 開催地域によって、その地域固有のテーマを掘り下げて徹底討論します。
インターネットやテレビ放送も交渉中!
・有権者へのアピール度を、従来型の選挙よりも大幅に向上できる
・他の候補との違いを強調できる
・選挙費用を削減できる
県民にとって
県知事選は選挙期間が長期間に及ぶため、選挙前に行われる公開討論会では、間もなく選挙があるという認識が有権者に浸透しておらず、公開討論会への関心を持ちにくい 選挙期間中に実施することにより、有権者の関心を引きます ・身近な場所で、候補者を同時に比較できる
・郷土の抱える問題点や課題が鮮明になり、郷土への関心が高まる
・投票率が向上し、多くの有権者の信任を得た首長が誕生する
県知事選候補者は巨額の選挙資金が必要なので、資金力のない候補は資金提供者としがらみが生まれやすい わずかな選挙費用で高いアピールを出来る場を候補者に提供します
国民にとって
ローカル・マニフェストを出す候補者が増えているのに内容を聞く場がない マニフェスト型公開討論会の実施 ・本企画と同様のプランが全国に広まり、選挙がぐっと身近になる

 

●浦安市、東金市、成田市、千葉市、松戸市の5会場で、選挙期間中に合同・個人演説会が開催されます。

●日時・会場
 公職選挙法の規制により、合同個人演説会の日時や会場を告知できるのは候補者自身と報道機関のみに限られておりますので、ここで告知することは出来ません。
日程・会場などの情報は、新聞各紙でご覧頂くほか、企画・運営団体である「千葉マニフェスト討論フォーラム(内田豊代表)」の事務局(TEL&FAX: 047-386-3601 a-akemi@a3.shes.net)にお問い合わせください。
なお、日時はすでに確定しています。会場については、2月18日(金)に確定する予定です。

●詳細は、「千葉マニフェスト討論フォーラム」のWebサイトでご覧ください。
  URL: https://www.touronkai.org/refer/chiba2005/

 

 

 

先頭へ

2005.02.04 マニフェスト型公開討論会を推進します

 

このたびリンカーン・フォーラムでは、マニフェストを題材とした公開討論会=「マニフェスト型公開討論会」の推進に向けて大きな一歩を踏み出しました。関連事項を時系列で発表いたします。

1.「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク」
  「ローカル・マニフェスト推進首長連盟 」 の発足

  すでに新聞報道などでご存知の方も多いと思いますが、マニフェスト型選挙で日本の政治の向上を目指す標記2団体が発足されました。

ローカル・マニフェスト推進ネットワーク」は
   (1)ローカル・マニフェストの普及・推進
   (2)ローカル・マニフェストの評価・検証
   (3)マニフェスト型公開討論会の推進

によって民主主義のインフラ整備を目的とした、政治的に中立・公正な市民によるグループです。 
    ★ローカル・マニフェスト推進ネットワーク憲章
 
一方、「ローカル・マニフェスト推進首長連盟」は首長がローカル・マニフェストを作成して選挙に臨み、当選後はこれを実践して評価を受けることにより、民主主義のインフラ整備を目指す、首長によるグループです。

    ★ローカル・マニフェスト推進首長連盟
 

●詳しい経緯は早稲田大学マニフェスト研究所のWebサイトをご覧ください
  
●リンカーン・フォーラムはこの2団体との直接の関係はありませんが、後述の「マニフェスト型公開討論会を推進する会」がこの2団体と間接的な協力関係にあるため、ご紹介しました。


 

2.「マニフェスト型公開討論会を推進する会」の発足

  2月5日の新聞紙上では上記2団体が2月4日に行なった結成大会が大きくクローズアップされましたが、実は同じ日に、ローカル・マニフェストを使って民主主義のインフラ整備を目指す第三のグループが発足しました。

それが「マニフェスト型公開討論会を推進する会」です。
  ★プレス発表資料

代表幹事は、
  NPO日本政策フロンティアの小田全宏理事長、
  リンカーン・フォーラムの加藤秀樹代表、
  (社)日本青年会議所の高竹和明会頭
という、日本の公開討論会を生み出し、育て、実践してきた3大グループの代表者が就任しました。

リンカーン・フォーラムの内田豊代表代行兼事務局長も、同会の幹事及び運営委員会事務局長として参画しています。
また、マニフェスト運動の提唱者である北川正恭氏も最高顧問として参画しています。

この会は、文字通り、マニフェスト型公開討論会を普及することにより真の地方自治の確立と民主主義の質的向上を目指しています。

詳細は同会のWebサイトでご覧ください。

 

3.リンカーン・フォーラムは、「マニフェスト型公開討論会を推進する会」から 
  公開討論会支援業務を受託しました

  リンカーン・フォーラムは日本の公開討論会のデファクトスタンダードである実績を買われ、「マニフェスト型公開討論会を推進する会」から公開討論会支援に関する以下業務を無償で受託しました。

 ・「マニフェスト型公開討論会開催マニュアル」の作成及び配布
 ・地域におけるマニフェスト型公開討論会及び開催主体に対する
  後援及び助言等の知的サポート
 ・マニフェスト型公開討論会のコーディネーターの育成及び派遣
 ・各地主催団体(「推進する会」が後援する相手方)のスクリーニング
 ・各地主催団体や実施内容に関するデータの取り纏め
 ・各地の公開討論会開催情報等の広報
 ・新ノウハウの構築や失敗事例の分析
 ・公開討論会開催に係る各種のトラブルへの対処


一方、「マニフェスト型公開討論会を推進する会」の主な事業は以下の通りです。

 ・マニフェスト型公開討論会の普及を図るための広報・啓発事業
 ・マニフェスト型公開討論会に関するセミナー、勉強会、フォーラム等の開催
 ・首長選挙が予定される地域の市民有志に対して、マニフェスト型
  公開討論会の開催の呼びかけ
 ・(必要に応じて)首長選挙の当事者(陣営)に対し、直接、マニフェスト型
  公開討論会への参加を呼びかけ

つまり、同会は
   (1)公開討論会主催団体の立ち上げ
   (2)候補者への出演交渉の後方支援
が主要なタスクなのです。

これはいずれもリンカーン・フォーラムが弱かった部分ですので、同会との提携により、「マニフェスト型公開討論会を推進する会」とリンカーン・フォーラムは、公開討論会の普及推進における最強の補完関係になります。

 

4.「マニフェスト型公開討論会を推進する会」の支援事業第一弾は千葉県知事選
 

「マニフェスト型公開討論会を推進する会」の支援事業第一弾は千葉県知事選(2005年3月13日投票)です。
この選挙では、選挙期間中の合同・個人演説会を5回実施するという初の試みが行なわれます。お楽しみにどうぞ。

 

5.マニフェスト型公開討論会マニュアル
  リンカーン・フォーラムでは、「マニフェスト型公開討論会を推進する会」とともに、マニフェスト型公開討論会マニュアルを作成中です。
これは、現在の『公開討論会完全マニュアル』とQ&Aをベースに、マニフェスト型部分をオプションとして追記するものです。

特筆すべき点は、公職選挙法でローカルマニフェストは一切配布できないと思われている点を、ぎりぎりでクリアし、特定の条件の下でなら配布できるようにしたノウハウです。

マニュアルは2月20日までの公開を目指しています。

 

6.「マニフェスト型公開討論会開き方」勉強会

  マニフェスト型公開討論会の開催方法をレクチャーする初めての勉強会の開催を、「マニフェスト型公開討論会を推進する会」が3月13日(日)に予定しています。

この日は千葉県知事選の投票日でもあるので、千葉県知事選のマニフェスト型合同個人演説会を実践してきたホヤホヤの主催者や、日本のマニフェスト運動提唱者である北川正恭氏を講師としてお迎えする予定で準備中とのことです。

詳細とお申し込みはこちらから。

 

 

先頭へ



Copyright(C) Lincoln Forum. All rights reserved.