2005衆議院選公開討論会終了の御礼と概況報告

2005年9月11日
リンカーン・フォーラム代表代行・事務局長内田 豊

 9月10日を持ちまして、2005年8月8日の衆議院解散から駆け抜けてきた、2005年衆議院選公開討論会が幕を引きました。

 自分たちや子供たちの大事な将来を十分に議論して、責任ある1票を託そうと、公開討論会の開催に尽力されてきた皆様、本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

 また、この公開討論会に参加してくださった候補者の皆様、来場された有権者の皆様、応援してくださったマスコミの皆様、舞台裏や縁の下で支えてくださった全ての皆様に厚く御礼申し上げます。

 現段階で事務局に届いた情報から、今回の開催概況を簡単にご報告します。
 ※この概況報告は9月10日現在の情報です。今後の集計により、
  最終報告では数字が変更となる可能性があります。

●開催回数
  
  開催:87選挙区、93回 
      ※うち、4選挙区は同一選挙区で2回実施。
        また北海道と沖縄では、小選挙区ではなく、全県で、
        政党代表者討論会として実施。

      ※大阪10区と熊本4区はリンカーン・フォーラム方式で
        あるか不明なので上記数字には含んでいない。

  断念:39回

  <コメント>
   開催数の結果だけを見ると
   2000年(144選挙区149回)、2003年(97選挙区103回)
   からさらに減少しています。
   しかし、今回は過去2回に比べて準備期間が短かったにも
   関わらず、前回マイナス10回まで開催できましたので
   実行委員会の立ち上がりは非常に早かったと言えます。

   また、断念39回の内訳も、従来は半分以上が実行委員会側
   に問題があっにもかかわらず、今回は6割が候補者起因での
   断念です。
   これらの大部分は、もっと準備時間があれば出演交渉が
   成功していたと予想されます。
 
   したがって、実質的には前回を上回る開催の勢いだったと
   いえるでしょう。


●合同個人演説会の割合

   26回が合同個人演説会(全体の28%)
     ※うち、2回は合同政党演説会

  <コメント>
   準備期間が短かったため、必然的に合同個人演説会
   が多くなりました。
   これまで、広義の公開討論会に占める合同個人演説会
   の割合は1割でしたから、今回の3割とはこれまでの3倍
   のペースで合同個人演説会が開かれたということです。

   合同個人演説会にひるまない実行委員会が確実に増加
   しており、特にこれまで合同個人演説会を敬遠しがちだった
   JCの取り組みは目覚しいものがありました。

●集客

  最大集客選挙区 500人(青森1区、岡山4区、鹿児島2区)

  全国平均196人
   
  <コメント>
   2003年の平均180人は上回りましたが、2000年の平均300人
   には遠く及びません。
   一因として、合同個人演説会が多かったことがあげられますが、
   青森1区の合同個人演説会が今回の最高記録500人を
   樹立しているように、必ずしも合同個人演説会だから集客力が
   弱いとは言い切れません。

   前回の選挙と比較すれば格段に有権者の関心が高い選挙で
   あるにも関わらず、集客数が平均20人しか増加できなかった
   要因は各実行委員会で分析すべき課題と考えます。
 

●候補者出席状況

   集計中

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□今月末を目処に、詳細分析結果を出したいと思います。

□開催結果報告を未提出の実行委員会は、
 9/12〜14の間に、投票率の結果を沿えて、必ず結果報告
 してください 
 「開催結果報告」
   https://www.touronkai.org/support/reports/reports_after.htm

 

 
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最終更新日: 2005年9月11日