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屋外での開催風景と運営上のポイント
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- ロケーションは、図の広大な公園内の右上方向にある「水の広場」。最寄駅から徒歩約10分。閑静な場所なので憩いの場としては良い感じだが、人通りはあまり多くない。
屋外開催の魅力として、通りすがりの人に関心を持ってもらえる点があるので、できれば人通りの多い場所、人通りの多い時間帯を選びたい。
その観点から、主要な駅の駅前、ショッピングモールの中などが最適。
- 会場に屋外トイレが隣接してあるのは好立地
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- 設営中の風景
- 設営中も、通りすがりの人にしっかり呼び込みを
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- 候補予定者5人(中央)が勢ぞろいした風景
- 選挙前開催の公開討論会なので、タスキやのぼり旗は必需品ではない。しかし、この写真のように タスキやのぼり旗を用意すると、通りすがりの人に「選挙に関する何かのイベント」というイメージを一瞬にして植え付けることができるので、とても効果的。なお、候補者名を記したタスキやのぼり旗を使用することはできない。所属する政治団体名を記載したものであればOK。写真の一部の旗に候補予定者の氏名が表示してあるのは、厳密にはNGの可能性がある。
- 選挙期間中に行う合同・街頭演説会として、屋外で開催の場合は、Q&Aの「合同・街頭演説会を開催する時の注意点を教えてください」の規制を守る必要がある。
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- 写真や動画などの撮影は、他の観客の迷惑にならない限り、許可してOK。
- ただし、公開討論会の動画をネット(特にSNSなど)に投稿する場合は、投稿者のメールアドレスなどの表示が公職選挙法で義務付けられていることを注意喚起すること
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- 観客が少ないのは寂しい風景。集客を頑張るとともに、屋外開催の場合は、人通りの多いロケーションを選定することもポイント。
- 2時間を立ちっぱなしで観るのは厳しい。この会場のように座る場所があることが望ましい。
- 暑い最中での屋外開催では、熱中症などに気を付けたいもの。写真の観客のように帽子、飲み物(水筒・ペットボトル等)を持参いただくよう、事前に呼びかけることが望ましい。ただし、混雑時の日傘は遠慮いただく必要あり。
- 寒い最中での屋外開催は地面への直座りも厳しい。なるべく避けるか、パイプ椅子等を臨時設置するほうが良い。
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- 観客が少ないと、候補者も張り合いが出ない。集客は何よりも重要。
- 候補者にとっても、2時間の立ちっぱなしは厳しいもの。
- 季節、天候、開催時間帯等をよく考慮すること
- 屋内開催と異なり、途中休憩を入れたほうが良い
- 事前に候補者には、寒暖対策、熱中症対策等の準備をしっかり伝えること
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- 屋外開催でも〇×質問は可能。
- 〇×のカードがもう少し大きいと見やすい。うちわのサイズ以上が望ましい。
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- この公開討論会では、最後方の観客の一人が繰り返し野次を発するというトラブルが起きた。しかし、野次の声が大音声でなかったせいか、コーディネーターは気づかなかった模様でこの野次を制止しなかった。また、このようなトラブルに対応する場内・場外スタッフも見当たらなかった。どうなるかとハラハラしたが、観客の一人(ベレー帽の男性)がこの野次男に注意を行い、さらにもう一人の観客(サングラスの男性)も加勢に立ち上がり野次男を取り囲んだので、この男は野次を止めた。
観客の勇気ある行動で公平・中立のルールと平穏が保たれたが、このような危機管理は本来は主催者の仕事である。
- とりわけ屋外開催の場合、屈強で強面の男性スタッフを警備に配置することが望ましい。
- Q&Aの「会場からの野次を予防するうまい方法はありませんか?」を、可能な限り実行すると良い
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- 観客からの直接の質問を受け付けていたが、リンカーン・フォーラム方式では原則として禁止。極めて熟練したコーディネーターが不規則発言をただちに遮る自信があるなどの特別な場合を除き、直接の質問は受け付けてはいけない。
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