更新日 2006年08月20日


事務局からのいろいろなお知らせを載せています。
リンカーン・フォーラムに関する最新情報です。

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2002年

 

2002.12.22 コーディネーター養成講習会のお知らせ 
2002.10.15 500回目を迎えた公開討論会
2002.10.05 2002年衆参統一補選への取り組み
2002.09.21 長野県知事選で大反響を呼んだ塩尻市で市長選合同個人演説会
2002.09.08 史上最小の公開討論会[座間味村議選]、大半の候補者不参加のため断念
2002.09.02 長野県知事選合同個人演説会、満員御礼
2002.08.23 公開討論会史上、最も小さな選挙区で公開討論会を開催します
2002.08.18 [長野県知事選]候補者全員参加で合同個人演説会が開催されます
2002.07.20 出直し長野県知事選、合同個人演説会を複数箇所で予定
2002.06.30 【緊急声明】を発表した茂木町長選、大盛況で無事終了
2002.06.22 【緊急声明】栃木県茂木町長選での公開討論会の公平性
2002.04.13 公開討論会が中止になった出直し徳島県知事選で、合同個人演説会決定
2002.04.06 開催結果速報の掲載を開始しました
2002.03.31 群馬、埼玉、和歌山に公開討論会の支援窓口ができました
2002.02.24 公職選挙法改正キャンペーンにご協力ください
2002.02.11 リンカーン・フォーラムの案内チラシができました
2002.01.31 事務所を移転しました
2002.01.14 2001年公開討論会のトピックス
 



 

2002.12.22 コーディネーター養成講習会のお知らせ 

 
 ◆◆◆◆コーディネーター養成講習会のご案内◆◆◆◆

 あなたも今日から名コーディネーター!!
 あなたの素晴らしい企画がきっと活かせるはず!!

 1996年に全国で初めてリンカーン・フォーラム方式の公開討論会が開催されて以来、す
でに開催回数は500回を越え、一問一答形式の公開討論会はすっかり定着してきました。
開催経験者がだんだん増えてきた今、もっと候補者の素顔に迫りたい突っ込んだ質問
フリーディスカッション、さらにディベート等々、プロのコーディネーターにお願いするこ
となく、主催者自らが自由自在にコーディネートしてみたいと思いませんか!

来春の統一地方選挙にむけて、そんな公開討論会を開催できるコーディネーターへの
ステップアップを目指す方を対象にした講習会のお知らせです。

公開討論会完全マニュアル』に載っていることやシナリオに沿ったコーディネートを理解
した上で、より高度なコーディネート技術を習得したい方に、リンカーン・フォーラムのディ
ベート・アドバイザーで、日本には数名のみの国際ディベート競技審判の有資格者
井上敏之先生(スピーチ・ディベート研究所代表)が直接ご指導してくださいます。

なお、本講習は実践が中心であり、各人がどのような質問をしているかビデオで確認しな
がら進めていくという本格的なトレーニングです。
一人即席1分間スピーチを30回程度おこない、ほとんどの時間が、話し、聞き、考え、質問
することの繰り返しでかなりハードですが、皆、見違えるように変わります。

全国にコーディネーターを育てることで日本の政治の向上に役立ちたいという井上先生の
ご好意により、必要経費のみで開催できる運びとなりました。
またとない機会です。奮ってご参加ください。


講  師:井上 敏之
スピーチディベート研究所代表。1995年スピーチディベート研究所開設。
国際的スピーチ研修機関トーストマスターズ会員として20年間スピーチを学ぶ。
全日本大学対抗ディベート大会、ICUディベートトーナメント審査員。時事英語、
百万人の英語など出稿多数。2001年全日本英語スピーチコンテスト優勝。
2000年の総選挙において、東京7区、千葉9区で公開討論会のコーディネーター
を担当。自宅に猫9匹、犬1匹を飼う。山羊座O型。



●コーディネーター養成講習会●

・日 時 :2003年2月2日(日)9:00〜17:00
・定 員 :16名
      (申し込み者が定員を超えた場合には、別途調整させて頂きます)
・場 所 :飯田橋ビル 2号館地下( B 室)
      東京都千代田区富士見2-7-18
      TEL 03-3262-6131
      JR総武線 飯田橋駅下車 東口徒歩1分
      地下鉄  飯田橋駅下車 A4出口徒歩1分
・地 図 :こちらをクリック
・講 師 :「スピーチ・ディベート研究所」代表 井上敏之
・受講料 :一人5000円 学生3000円       
・申し込み:受付期間 12月20日(金)〜1月10日(金)
・申込み先:「コーディネーター養成講習会」実行委員長 浅井明美
       E mail: a-akemi@a3.shes.net
       TEL&FAX 047-386-3601
       携 帯  090-7906-2900
       千葉県松戸市日暮7-270-1
・主 催 :リンカーン・フォーラム ◆公開討論会支援NGO◆


注)定員を超えるお申し込みがあった場合

 本講習は少人数形式の実践研修なので定員を16名に限定しています。
 リンカーン・フォーラムでは、個別のコーディネーターのスキルアップだけでなく、コーディネ
 ーターの指導者の育成も目標としているため、定員を超えるお申し込みがあった場合は、
 以下の方を優先させていただきます。 

  ○公開討論会のコーディネーター経験者
  ○公開討論会主催者代表格
  ○地域の公開討論会指導者を目指す方

 なお、申込者が定員を大幅に超える場合は、第2回目の講習会開催も検討いたします。

 

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2002.10.15 500回目を迎えた公開討論会

リンカーン・フォーラム代表代行 内田 豊

 2002年10月14日に開催された[大阪10区]衆議院補選公開討論会を持ちまして、
リンカーン・フォーラム方式の公開討論会はちょうど500回目を迎えました。

 1996年2月の京都市長選から始まったリンカーン・フォーラム方式は、足掛け6年半で、
ようやく500回目になりました。
 
 (このほかに、99年統一地方選で開催したか否かが不明な企画が20弱ほどあるのですが、
   それら未確認情報はカウントしていません)

この間、会場があふれ返ったときもあれば、閑古鳥が鳴くような場合もありました。

公開討論会を企画すれば必ず候補者に出演いただけるほど、候補者との信頼関係を
構築してきた実行委員会もあれば、様々な理由で断念せざるをえない場合もありました。

どのような場合でも、全国の実行委員会が一貫して公平・中立を保ち、リンカーン・フォーラム
方式を遵守し、かつ、育ててきた成果が500回という数字に表れています。

6年半で500回と言う数は、選挙の数と比較すると決して大きくはないかも知れません。
総選挙では300選挙区ありますし、全国3200の自治体が4年に1回選挙すれば、
単純平均で1年に800の首長選と議会議員選があることになります。

しかし、私たちの活動は、
   公職選挙法でがんじがらめの中で、
   普段政治などの表舞台に顔を出すことはない普通の民間人が、
   無報酬の手弁当で、
それこそ針の穴を通すような努力を積み重ねてきたことによって
実現されているのです。

これは本当に素晴らしいことであり、理想の民主主義を実現するための基盤が一歩ずつ、
着実に形成されているといって良いでしょう。

来年は統一地方選があり、もしかしたら総選挙があるかもしれません。
500回の開催実績を1000回に、そして、いずれは全ての選挙で公開討論会が
開かれるように、この輪を広めてまいりましょう。

みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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2002.10.05 2002年衆参統一補選への取り組み


 10月27日投票の衆参統一補選に向けて、リンカーン・フォーラムでは7選挙区全てで公開討論会を開催しようと呼びかけています。
 下表のように、10/5現在では神奈川8区(衆)、大阪10区(衆)、千葉(参)で開催が決定し、新潟5区では企画に着手しました。今後も開催選挙区が増える可能性があります。
最新情報は、当HPの「近日中に開催予定の公開討論会」をご覧ください。

区分 選挙区 公開討論会の予定 前回選挙での
公開討論会
欠員発生理由
衆議院        
  山形4区 - - 加藤紘一氏 辞職
  神奈川8区 10/11 実施 中田宏氏(現・横浜市長) 辞職
  大阪10区 10/15付近 実施 辻元清美氏 辞職
  新潟5区 企画中 - 田中真紀子氏 辞職
  福岡6区 未定 実施 古賀正浩氏 死去
参議院        
  千葉選挙区 10/6に2箇所で実施 実施 井上裕氏 辞職
  鳥取選挙区 未定 実施 坂野重信氏 死去

 

 

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2002.09.21 長野県知事選で大反響を呼んだ塩尻市で市長選合同個人演説会

 
 2002年出直し長野県知事選の合同個人演説会は、松本市の隣にある塩尻市で開催されました。
その塩尻市の市長選挙が9月22日に告示29日に投票が行われます。
長野県知事選の個人演説会は1200人の会場は超満員で200人から300人が入れなかったほどの盛況、そして特に開催地であった塩尻の市民の人たちは「こんなに良いことであれば是非市長選でも。
という声が盛り上がり、市民の会が立ち上がり、このたび合同個人演説会が開かれることになりました。

 回の長野県知事選投票率は前回を4パーセント上回りましたが、なんと合同個人演説会の開催地であったこの塩尻市では10パーセント投票率が上がったそうです。

 塩尻市長選は現職市長が次期選挙には出馬せず元県議など4人の新人が立候補を表明しており、全員が合同個人演説会に出席されます。

 なお、当初は塩尻総合文化センターでの開催予定でしたが、あまりにも反響が大きく前回の知事選でも会場に入れない人が多数おられた為、会場の協力もあり、休館日にあたっていた1000人収容の大会場での開催に変更されました。
 消防法の定めにより立ち見ができませんので、先着1000名様までです。どうぞお早めに。

詳細は下記のとおりです。

         


  記

開催予定日時:  9月25日水曜日 19:00〜21:00 ※お問い合わせください
開催予定場所:  塩尻市レザンホール         ※お問い合わせください  
企画運営団体:  「平成14年度塩尻市長選候補者合同個人演説会を実現する市民の会」
代表      :  網谷 渉(社団法人塩尻青年会議所2000年度理事長)
問い合わせ先:  090-3333-0015網谷
参加費     :  無料  (先着1000名)
参加候補数/呼びかけ数 4名
開催形式   :  合同個人演説会

合同個人演説会のため、公職選挙法により、日時・会場などをお伝えできません。詳細は企画運営団体までお問い合わせください。なお、キーボードで[Ctrl]+[A]を押した方にはヒントを差し上げます。

※リンカーン・フォーラムでは、選挙期間中に開催される合同個人演説会を第三者が主催したり、告知することができない法規定を緩和するために「公職選挙法改正プロジェクト」を行っています。
また、公職選挙法改正キャンペーンも実施していますので、一般の市民も皆さんやマスコミの皆さんもどうぞご協力ください。、

 

 

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2002.09.08 史上最小の公開討論会[座間味村議選]、大半の候補者不参加のため断念

 
 本サイトで8/23にお知らせしましたとおり、9/8投票の座間味村議選(定員8名)に向けた公開討論会を9/1に予定(主催:村議選、公開討論会を実現する村民の会)していましたが、大半の候補者が公開討論会への不参加を表明したため、やむなく開催を断念いたしました。

 「村民の会」では同選挙に出馬表明をしていた14名に8/23から出演交渉を行いましたが、うち12名が事前に結束して公開討論会への不参加を回答されました。
 その後の個別交渉で12名のうち1名には出席に合意していただけましたが、計3名の参加では有権者に十分な候補者選択の材料を提供できるとはいえないため、開催予定日前日の8/31に開催中止を決定しました。

 12名の不参加回答者に、不参加の理由をお伺いしたところ、
   「参加依頼から討論会までの時間が10日しかないので準備ができない」
   「『実行する会』が用意した質問内容はあまりにも細かすぎて答弁が難しい。」
という理由もありましたが、
   「今まで地縁血縁の選挙でうまくやってきている風土に波風を起こしてほしくない」
という本音も多数聞かれました。

 リンカーン・フォーラムでは、理想の民主主義を実現するための第一歩として、このような「地縁血縁の選挙」という風土に風穴を開けるため、公開討論会を推進しています。
 これまで6年に及ぶ活動で、選挙における公開討論会はかなり定着してきており、今回の座間味村議選のように、大半の候補者が結束して不参加を表明するというのは初めてのケースです。
 リンカーン・フォーラムでは今回の結果を厳粛に受け止め、今後とも公開討論会を候補者にご理解いただけるよう、努力していく所存です。

 

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2002.09.02 長野県知事選合同個人演説会、満員御礼

 
 8月27日(火)19:00から、長野県知事選合同個人演説会が塩尻市レザンホールで開催されました。

 1200席の会場は開会5分前に完全に満員となりました。
 その後も続々と有権者が押しかけたのですが、消防法により会場の立ち見は禁止されているため、申し訳ないことに200人もの方が会場に入れなくなるほどの盛況振りでした。
 (新聞では数十人との報道であったが実際には200人以上)

合同個人演説会の録音放送を聴くことができます。
 選挙情報専門サイト「Election.
  
URL:http://www.election.co.jp/topics/20020827.html(メイン・サイト)
  URL:http://election.gooside.com/(ミラー・サイト)
  メイン・サーバーは、MP3とRealPlayerの形式のファイルがアップされています。
  ミラー・サーバーには、WAV形式でアップされています。

・新聞報道もご覧下さい。
  http://www.shinmai.co.jp/news/2002/08/28/012.htm
   <信濃毎日新聞 8/28>  

 

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2002.08.23 公開討論会史上、最も小さな選挙区で公開討論会を開催します


 来る9/1、沖縄県のスキューバダイビングのメッカ、慶良間(ケラマ)諸島の座間味村で、村議員選公開討論会が開催されることになりました。

座間味村は、人口1,018人、有権者約650人の小さな村です。

リンカーン・フォーラム方式でこれまで開催した公開討論会の最小選挙区は、岐阜県白川村長選で、
人口1,900人、有権者1,500人でしたから、久しぶりに最小記録を更新することになります。

会場の200席が満席になれば、なんと有権者の31%が公開討論会に参加したことになります!

日本一小さい公開討論会、
そして、
日本一選挙に大きな影響を及ぼす公開討論会に
期待しましょう!

●日時:9/1(日)18:45〜21:30
●会場:座間味離島総合センター
●主催:村議選、公開討論会を実現する村民の会
●代表:饒波(のは)保 (医師)
●事務局:TEL 098-987-2408  FAX 098-987-3018

 

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2002.08.18 [長野県知事選]候補者全員参加で合同個人演説会が開催されます


  全国注目の長野県知事選(8/15告示、9/1投票)に向けた合同個人演説会が行われることになりました。

 リンカーン・フォーラムでは当初、県内複数箇所での開催を目指していましたが、候補者との日程調整が折り合わなかったため、塩尻市1箇所での開催となりました。

 開催日時、場所はすでに確定しています。
 しかし
合同個人演説会のため、公職選挙法により、これら情報を候補者や報道機関以外の第三者が告知することができません詳細情報は企画運営団体の(社)松本青年会議所(TEL0263-32-7646)までお問い合わせください。

開催日時・会場などは、各種報道でも知ることができます。
  http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?c=11&kiji=74
   <朝日新聞 8/17>
  http://www.shinmai.co.jp/news/2002/08/17/003.htm
   <信濃毎日新聞 8/17>
  http://www.shinmai.co.jp/news/2002/08/18/010.htm
   <信濃毎日新聞 8/18>
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020817-00000004-mai-l20
   <Yahoo!ニュース 毎日新聞 8/17>


・県内各テレビ局での放映を依頼中です。
 放映日時が決まり次第、当HPの「近日中に開催予定の公開討論会」でお知らせします。

・選挙情報専門サイト「Election.」 のご協力により、合同個人演説会の録音放送をインターネットで
 楽しめる予定です。

 

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2002.07.20 出直し長野県知事選、合同個人演説会を複数箇所で予定

 
 長野県の田中康夫知事が7月5日に県議会から不信任を受け、同15日に失職、9月1日の出直し知事選への出馬を表明しました。
不信任による知事の失職は全国初だそうです。

 リンカーン・フォーラムでは、これも長野県の有権者がじっくりと県政を考える好機と捉え、公平・中立な立場での出直し知事選公開討論会を開催する予定です。
 本プロジェクトは、2000年長野県知事選公開討論会で代表を務めた林勇次さん(松本市在住)が再び指揮をとることになりました。

 今回の出直し知事選では、立候補者が正式に出揃う告示日(8/15)以降に、合同個人演説会方式での開催を予定しています。
 開催地は長野市、松本市ほか、諏訪方面や伊那谷方面などの複数箇所での開催を検討中です。
また、運営協力者も募集中です。
 各合同個人演説会の模様は、県内のテレビ局、ラジオ局などに放送のご協力を依頼してまいります。

<本件に関するお問い合わせ>
 「(仮)2002年長野県知事選合同個人演説会プロジェクト」代表 林勇次
   電話:090-3143-2384

 

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2002.06.30 【緊急声明】を発表した茂木町長選、大盛況で無事終了


 栃木県茂木町長選公開討論会(主催:平成14年茂木町長選挙で公開討論会を実現する会)が2002年6月29日に開催され、大盛況のうちに終了しました。来場者のアンケートによると、「このような機会を待ち望んでいた」「本当に良くやってくれた」と同討論会を高く評価する声が多数を占めました。

 この町長選では、6月19日付けの産経新聞で「県選挙管理委員会は選挙の公平性を確保し、公選法が禁止する事前運動に触れないようにするため、主催者に対し、町民に配布する討論会のチラシなどに出席者の名称を入れないなどの配慮をするよう忠告」したと報道されたため、リンカーン・フォーラムでは栃木県選挙管理委員会の真意を問い合わせました。その結果、チラシへ出席者の名称を入れることなどに問題が無いことを確認し、6月22日に緊急声明を発表しました。

 そして主催者は2名の出席者名と、”茂木町長選公開討論会”という名称を記載したチラシを6月25日に新聞折込で全戸配布。配布直後から町民の方々から主催者に応援の電話が続々と入り、その反響どおり、当日は2万人に満たない町から300名を超える町民が会場に押しかけました。
 県選管の方にご心配いただいた万一の事態も起こらず、無事終了したことを報告し、全ての関係者の皆様方に感謝を申し上げます。

 

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2002.06.22 【緊急声明】栃木県茂木町長選での公開討論会の公平性

平成14年6月22日
リンカーン・フォーラム代表代行 内田 豊

<要旨>

 6月29日にリンカーン・フォーラム後援による、栃木県茂木町長選公開討論会(主催:平成14年茂木町長選挙で公開討論会を実現する会)が予定されています。
 この町長選では、立候補を表明している3名全員に参加を呼びかけたところ、2名が参加、1名が欠席の回答だったので2名での開催が決定しました。すると、栃木県の選挙管理委員会から主催者に対し「町民に配布する討論会のチラシに出席者の名称を入れないなどの配慮をしてほしい」との指摘があり、その旨が6月19日の産経新聞栃木版にも掲載されました。

 そこでリンカーン・フォーラムは、栃木県選管にこの指摘の見解を質したところ、栃木県選管としても公職選挙法違反とは考えおらず、加熱した選挙を前に万一に備えてのアドバイスであったことが判明。主催者の責任において討論会のチラシに出席者名などを入れることについては全く問題が無いことを確認しました。

 本公開討論会は公職選挙法を遵守し、リンカーン・フォーラム方式により公平・中立に開催されることを、茂木町の有権者の皆様、同討論会に出席・欠席される関係者の皆様、報道、行政などの関係機関各位に表明いたします。

<声明本文>

 7月2日告示、7日投開票の栃木県茂木町長選に向けて、立候補予定者をお招きした公開討論会が6月29日に開催されます。主催は地元の若手経営者がこの討論会のために結成した「平成14年茂木町長選挙で公開討論会を実現する会(島崎利一代表)」です。

 同会で立候補を表明している3名の方全員に出演依頼を行い、2名から出席、1名から欠席の回答を得ました。欠席回答の方には、その後も粘り強く出演交渉しましたが、改めて欠席の申し出を受けましたので、他の2名の方で開催する運びとなりました。

 主催者はリンカーン・フォーラム方式にのっとり、町の選挙管理委員会選管(以下、選管)に初心者が公職選挙法に抵触することのないよう、アドバイスを受けながら準備を進めています。2名で開催することが決定した後、主催者が公開討論会のチラシについてのアドバイスを選管に求めたところ、栃木県の選管から2点の指摘がありました。
 ●町長選の公開討論会という名称をチラシに掲載しないでほしい
 ●出席者の名称をチラシに掲載しないでほしい
この過程が6月19日の産経新聞栃木版で報道されましたので、その記事の一部を引用します。
 なお、記事の中に一部候補の中傷と受け取られかねない表現があるため、立候補予定者の氏名のみ、仮名に変更しました。

=========== 産経新聞栃木版(6月19日)から引用 ============
29日に公開討論会
茂木町長選
出馬予定のC氏は不参加    

 七月二日告示、七日投開票の茂木町長選に向けて町民の選挙や町政に対する関心を高めようと、町内の有権者でつくる団体が今月二十九日に、立候補予定者を集めて公開討論会を開催する。討論会では、まちづくりのビジョンや経済、教育、福祉、市町村合併など七項目について、主催者が質問し、各氏がそれぞれの政策を答える方式で行われる。

 同町長選には十八日現在、元町助役で土地家屋調査士のA氏(48)▽無職のB氏(60)▽同、C氏(55)−の三氏が立候補を表明している。

 公開討論会について、A、B両氏は十八日までに参加を表明しているものの、C氏は拒否している。不参加の理由についてC氏は、平成八年の衆院選に伴う公職選挙法違反でA氏が有罪判決を受けており、今年二月に再び公民権を得た後にも同氏の町民への謝罪がないことを挙げ、「公開討論会の趣旨には大いに賛同するがA氏と同じ場で討論する気にはなれない」と話している。

 こうした状況を受け、県選挙管理委員会は選挙の公平性を確保し、公選法が禁止する事前運動に触れないようにするため、主催者に対し、町民に配布する討論会のチラシなどに出席者の名称を入れないなどの配慮をするよう忠告。主催者側では、引き続きC氏に参加を呼びかける方針という。討論会は二十九日午後六時半から、同町の町民センター大ホールで行われる予定。

 この記事を額面どおり受け止めると、討論会のチラシに「町長選公開討論会」の名称を入れたり、2名の出席者の名称を入れると、
 (1)選挙の公平性が確保されない
 (2)公選法が禁止する事前運動に触れる
と、栃木県選挙管理委員会が忠告したように受け取れます。

 このような誤解が広まると、公開討論会に出席される立候補予定者にも、欠席される立候補予定者にもご迷惑がかかりますので、主催者に公開討論会を指導しているリンカーン・フォーラムは、6月20日、栃木県選挙管理委員会に見解を質しました。

なお、リンカーン・フォーラムの見解は以下のように、上記指摘にはあたらないと考えています。

============= リンカーン・フォーラムの見解 ===============

 (1)「選挙の公平性が確保されない」について

・リンカーン・フォーラム方式では、公開討論会出演に関する公平性について、それまでに出馬を公に表明している方に出演を公平に呼びかける「機会の公平」を旨としており、結果として全員がそろわなくても不公平とは捉えません。
 公平に呼びかけた結果、立候補予定者本人の判断で欠席回答であるならば、それもひとつの意思表示だからです。
   
・そもそも選挙運動とは「投票を得、もしくは特定の候補者の当選を得さしめるための行為」です。
 リンカーン・フォーラム方式公開討論会は投票依頼を禁止し、特定の候補者の当選を目的としていないので、選挙運動にはあたらず、一般的な政治活動です。このことは総務省選挙部選挙課の確認も得ています。
 したがって選挙前に行われる公開討論会が、選挙期間中の立候補者の「選挙の公平性」確保を配慮しなければならないというのは理論的に正しくありません。
    

 (2)「公選法が禁止する事前運動に触れる」について

・公職選挙法では選挙期間中の選挙運動の内容を規定しており、選挙運動を選挙前に行う「事前運動」を禁止しています。
 公開討論会のチラシは記述内容によっては事前運動にあたる可能性があるので、リンカーン・フォーラムでは次のように注意を呼びかけています。

△ 出演者を「候補者」と表記
○ 出演者を「立候補予定者」と表記
○ 出演者の写真掲載
△ 出演者の”政策”掲載
× 出演者の”公約”掲載
× 出演者の人気投票結果掲載

 [記号の見方]
   ○:問題なし
   △:事前運動と解釈される可能性がある
   ×:事前運動にあたる

 しかし、公開討論会の名称の掲載や、出席者の氏名掲載は、なんら事前運動にはあたりません。

 たしかに公職選挙法第142条(文書図画の頒布)では、選挙運動において候補者の氏名を掲載してもよい媒体を法定ビラや法定ハガキなどに制限しており、これらを選挙前に頒布することは事前運動に当たります。
 しかし、142条(文書図画の頒布)はあくまでも、選挙運動、すなわち「投票を得、もしくは特定の候補者の当選を得さしめるための行為」としての文書図画を規定したものであり、選挙前に公平中立に行う公開討論会の告知チラシ(文書図画)に複数の立候補予定者の名称や公開討論会の名称を記載することを制限するものでは決してありません
 万一そのような解釈が通用するようであれば、選挙前にテレビで政治家が政策を語るときに、氏名をテロップ表示することなども一切禁止されてしまうことになります。

 (3)これまでのチラシ配布実績

 リンカーン・フォーラム方式で開催した500回近くにおよぶ公開討論会では必ずチラシを配布しており、そのうち、呼びかけた候補が全員そろわなかったケースは少なからずありましたが、そのことで主催者が公職選挙法違反に問われたことや、「不公平」だと指摘を受けたことは一度もありません。
     
 リンカーン・フォーラム方式の公開討論会には選挙の管轄である総務省の片山虎之助大臣も出席され、もちろんチラシを配布しています。
      
 また、前回の東京都知事選では、有力候補のうち、自民党推薦候補のみが欠席し、出席候補者のみの氏名を掲載したチラシを3万枚配布しましたが、一切問題となっていません。当の自民党も、総務会長自ら候補者に公開討論会出席を勧めてくださるほど好意的な対応をしていただきました。

 

栃木県選管の回答を要約すると次のとおりです。

 「茂木町選管を経由して、『公開討論会のチラシに違法性がないかチェックしてほしい』との依頼があったので、違法性の判断は警察および裁判所が下すものなので、あくまでも選挙管理委員会は判断を下す立場にないことを前提に一般論としてアドバイスした。
 栃木県選管としては、チラシに公開討論会の名称や出席者の名称を掲載することが142条(文書図画の頒布)違反であるとは考えていない
 しかし、警察はそうは考えないかもしれないので、万一のことを心配し、『使用しないほうが安全だ』とアドバイスした。
  また、選挙が過熱しているので、欠席する候補者からクレームがつく可能性を配慮したものだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 つまり、栃木県選管は万一のことを考えて、主催者の親身になってアドバイスしていただけたのであり、産経新聞記事中の「忠告」という表現から想像される行政指導のようなものではありませんでした。

 リンカーン・フォーラムでは栃木県選管担当者に感謝を述べるとともに、万一のときは主催者とリンカーン・フォーラムが責任を持って対処し、決して選管に責任を押し付けることはないことを伝え、主催者の責任において討論会のチラシに出席者名などを入れることについては全く問題が無いことを確認しました。
 
 本公開討論会は公職選挙法を遵守し、リンカーン・フォーラム方式により公平・中立に開催されることを、茂木町の有権者の皆様、同討論会に出席・欠席される関係者の皆様、報道、行政などの関係機関各位に表明いたします。

 

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2002.04.13 公開討論会が中止になった出直し徳島県知事選で、合同個人演説会決定

 
 現職汚職辞任にともなう出直し徳島県知事選で公開討論会を予定していましたが、残念ながら、3陣営のうち、2陣営が「多忙のため」出席できないという事となり、公開討論会の開催は断念しました。

 ご参考:徳島県知事選公開討論会中止報告
 

 しかし、実行委員会はどうしても一般有権者に各立候補表明者の政策、人柄等を見てもらいたい、という思いで、「公開討論会がダメなら合同個人演説会を」と検討していました。
そしてこのたび、候補者3名全員に出席をご了解いただき、合同個人演説会が開催できることになりました。500名規模の会場は、まさしく半年前に知事選の一騎打ちの公開討論会を開催した、その場所です。 

 この合同個人演説会は、開催決定の記者会見にNHKと四国放送(徳島ローカル)のテレビ局2社が来て、ニュースで繰り返し報道していただくなど、メディアにもかなり期待されているようです。
 また、地元新聞「徳島新聞」には、10日に「公開討論会中止に有権者シラケる」という大きな見出しが躍り、11日の告示日には、「合同個人演説会開催」という内容が、社会面だけでなく、社説、および「記者席」というコラム、あわせて3ヶ所に掲載されるなど、県民の期待を反映しています。

詳細は開催予定情報をご覧ください。どうぞ徳島県知事選合同個人演説会においでください。

 

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2002.04.06 開催結果速報の掲載を開始しました

 
 本ホームページに、公開討論会の開催結果速報の掲載を開始しました。
各地で開催された公開討論会の熱いレポートや、アンケートの分析結果なども掲載していきます。
ご期待ください。

   開催結果速報

 なお、これらの最新情報はリンカーン・フォーラムのメーリングリストでご覧いただけます。

 

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2002.03.31 群馬、埼玉、和歌山に公開討論会の支援窓口ができました

 
 リンカーン・フォーラム方式の公開討論会を各地で普及、支援している全国の支援窓口が増えました。
 どんなことでも親切に相談に乗ってくれますので、お近くの窓口を積極的にご活用ください。

 今回新設された支援窓口は、群馬県、埼玉県、和歌山県です。
 いずれもの窓口も、公開討論会の経験が豊富で、これまでも県内で多くの実行委員会に開催方法を指導してきたベテランメンバーです。

 また、北海道、中部地方、中国地方、学生部は連絡先などが一部変更になっています。
 これで、リンカーン・フォーラムの全国支援窓口は12箇所となりました。

   新しい全国支援窓口

 なお、公開討論会経験者で、今後は後進の指導に当たりたいとお考えの方やグループは、どうぞ事務局までお問い合わせください。

 

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2002.02.24公職選挙法改正キャンペーンにご協力ください

 
  リンカーン・フォーラムでは、構想日本とともに、選挙期間中でも自由に公開討論会が開催できるように
 公職選挙法を改正するためのプロジェクト  を推進しています。

  このたび、本プロジェクトを加速するためのキャンペーンを開始することにしました。

   キャンペーンのサイト http://www.kosonippon.org/doc/?no=129

   キャンペーンの概要

     公開討論会の各会場で、キャンペーンのチラシを配布します

       → 印刷・配布は主旨に賛同した公開討論会主催者によるボランティアです   

     本内容を、お知り合いの方に広めてください (上記URLへのリンク歓迎)


 

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2002.02.11リンカーン・フォーラムの案内チラシができました

 
 リンカーン・フォーラムの概要を簡潔に説明した案内チラシを作成しました。

 

候補(予定)者、選挙管理委員会、マスコミ、有権者などへのご案内用に利用ください。

 

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2002.01.31 事務所を移転しました


リンカーン・フォーラムの事務所は2002年1月31日から、下記場所に移転しました。

住所   〒272-0114 千葉県市川市塩焼2-2-1-915
電話   047-397-4612
FAX   047-397-4612 または 020-4669-6727
緊急連絡先 090-9960-7217(事務局長 内田)
E-MAIL LF.office@touronkai.org

お問合せはできるだけ、電子メールでお願いいたします。


 

 

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2002.01.14 2001年公開討論会のトピックス

 
 事務局長の内田豊です。
2001年は130回以上の公開討論会が開催され、有権者の関心が低い参議院選や、昔からのしがらみが強い町村長選などに大きな一石を投じました。公開討論会関係者の皆様や、実際に公開討論会をご覧になった皆様にとって、どのような1年だったでしょうか?

私は昨年(2001年)、会社で精神的にとても苦しい時期があり、日本映画最大のヒットとなった「千と千尋の神隠し」を見て、おおいに癒されました。
「千と千尋の神隠し」では、主人公の千尋が舞い込んだ神様の世界で働きながら人間として成長していく様を描いています。そして、先輩から「お世話になった人にお礼を言いなさい」と教わったり、職場を支配する魔女ですら「契約」を守らなければならないということを学んでいきます。

言ってみれば当たり前のことですが、当たり前の礼儀やルールが通らない現代だからこそ、この映画が語りかけるものが新鮮なのかもしれません。

公開討論会を主催する人も、私たちを支えてくれている全ての有権者、立候補者、公的機関、マスコミ等の方々への礼儀や感謝の心を持ち続けていただきたいものです。
そして、「契約(=公約)を守る」ということは、議会政治や民主主義において、最も大切なルールのひとつであるということを、公開討論会を通じて全ての有権者が学び取っていきたいものです。

2001年も多くの公開討論会でさまざまな学びの機会がありました。
主だった内容を振り返って見ましょう。


□1月□

 ●宇和島市長選
   会場費、暖房費が無料で開催できた。


 ●大阪府議選補選(大阪市都島区)
   候補予定者からリンカーン・フォーラムの中立性に疑義をは
   さまれたため、緊急声明を発表。
   当日、当の候補予定者が公開討論会に現れず、やむなく流会に。

 ●徳島市長選
   可動堰問題でゆれる徳島市長選では、公開討論会のインター
   ネット生中継を実施。450名の来場者より多い806アクセス記録。


□2月□

 ●伊勢崎市長選
   リンカーン・フォーラム史上2番目の来場者数1700人を記録。
    −ちなみに1番は長崎県知事選合同個人演説会の1900人−

 ○『公開討論会完全マニュアル』がHPで見られるようになった
   これにより、一気に公開討論会開催希望者が拡大。

□3月□
 
 ●千葉県知事選
   3つ主催団体がそれぞれ浦安市、木更津市、柏市で開催。    
堂本知事誕生。


 ●秋田県知事選
   秋田県初の公開討論会が開催された。
http://www.jomoty.com/battle-talk/koukaitouronkai.html


□5月□

 ●「リンカーン・フォーラム中部」が結成された。
    ※その後も多くのリンカーン・フォーラム地域支援グルー
     プが誕生していまして、これらは近いうちに発表します。


□6月□

 ●東京都議選
   東京都知事選公開討論会の代表をした塩澤さんが東京JC理
   事長に就任した今年、東京JC管轄内の全選挙区(23区)
   で公開討論会開催を誓い、ほぼ公約達成。
   多摩地区でも支援ネットワークが形成され充実した資料を作
   成。計25選挙区で公開討論会が開催された。


 ●船橋市長選
   4年前の公開討論会に出席した現職の実績を問う初めての公開
   討論会が開催された。
    ※同じく4年前に公開討論会が開催された名古屋市長選、鎌
     倉市長選などは、後継者が見つからず、残念ながら開催で
     きなかった。

 ●静岡県知事選
   静岡市、浜松市、三島市の三箇所で開催される。
   東西に長い静岡県に強力な公開討論会グループが育ってきた。


□7月□

 ●参議院選
   30選挙区、45会場で開催された。
   県単位の選挙区で複数会場開催はもはや当たり前に。
   一方、3年前に開催しながら今年は開催できなかった県も。
   青森県で初の公開討論会も開催され、これで全ての都道府県
   でリンカーン・フォーラム方式の公開討論会が開催されたこ
   とに。

 ●兵庫県知事選
   朝日新聞社と地元有力テレビ局の合同企画の公開討論会を、最
   有力候補がドタキャンするという、開催最難関地域で、リン
   カーン・フォーラム方式の真骨頂を発揮。
   投票直前に同候補の出演を取り付け、合同個人演説会を開催


□8月□

 ●徳島県知事選
   2つの主催団体がフリーディスカッション導入など新たな方
   式にチャレンジ。徳島の連携力も強力に育った。


□9月□

 ●川崎市長選
   公開討論会と同時に「こども模擬投票」を実施。
   Election.の支援を得て、本格的な電子投票システムを導入。
   人気投票とならないように、投票の判断材料提供に工夫を
   凝らした。


□10月□

 ●長野市長選
   2つの主催団体が趣向の異なる方式に挑戦。
   有志団体は地元ケーブルテレビとFMで生中継&双方向機能
   を活かした視聴者アンケート実施。視聴可能世帯は6万世帯
   (市の45.3%)。うち、8割で双方向システム利用可能という
   好条件を背景に、ケーブルテレビ設立以来最高の視聴率を記録。
   一方のJC主催もフリーディスカッション方式で挑み、500席
   のホテルがあふれ返った。


 ●八戸市長選
   故郷の八戸で公開討論会を開催したいとワシントンから来日
   した慶長さんの意思を引き継いだ地元メンバーが万全の準備
   を積み重ね、ついに実現。
    http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/5139/lincoln7.html


□11月□

 ●尾張旭市長選
   300席の会場が485人の来場者であふれ返った公開討論会。
   このホームページを見れば、いかに主催者が集客努力したか
   わかります。
    http://www.asahi-net.or.jp/~np9i-adc/atoron00.htm
   特に、市内の至る所に張り巡らされたポスターには泣かされ
   ます。    
   

 ●六ヶ所村長選
   政治的課題の多い村で、4100世帯で700人が参加した。
   「六ケ所村明るい選挙推進委員会」の共催を取り付けた。

 ●七ヶ宿町長選
   人口2,200人の町で300人、つまり有権者の1/6が参加。

 ●酒々井町長選
   学生ががんばり、会場があふれかえった。

 
□12月□

 ○リンカーン・フォーラムのHP
   https://www.touronkai.org/  <討論会どっと混む> 
  がアスキー社の『ホームページ ベスト5000』に選定された


ここには掲載し切れませんでしたが、本当に多くの町村長選で会場
があふれ返ったのが2001年の公開討論会の特徴でした。
全国3300の自治体数からみれば公開討論会開催地区はまだまだわず
かですが、一歩一歩着実に地方に浸透してきています。

このような実績を見るたびに、民主主義を成熟させ、真の意味で政
治を私たち主権者のものにするため
には、遠回りなようで、公開討
論会が一番の近道
であることを確信します。

 

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