公開討論会映像ビデオ
 



   目次


対象 討論形式 選挙名 開催年  
初心者

簡易ディベート
(候補者同士のクロストーク)

長野県知事選 2000年
中級者 ディベート
(候補者同士のクロストーク)
栃木県知事選 2004年
上級者 マニフェスト型 千葉県知事選(千葉市会場) 2005年
上級者 フリーディスカッション
(自由討論)
長久手町長選 2011年
上級者 一問一答+掘り下げ質問 鎌倉市長選 2017年
超上級者 フォワード型 羽幌町長選 2010年

 

公開討論会ははるか以前から激論が当たり前

以下に転載したコラムは、今を去ること2006年に、リンカーン・フォーラムが発表したものです。

1990年代に一問一答形式で展開されたリンカーン・フォーラム方式の公開討論会は、2001年には候補者同士の討論を積極的に取り入れ始め、既に2006年には候補者同士の激しい討論が主流となっていたことが説明されています。2006年といえば、冬季トリノオリンピックでフィギュアスケートの荒川静香選手が金メダルに輝き、国会では内閣総理大臣として歴代3位の在任期間の小泉純一郎首相が首相退任した年。こんなに以前から、リンカーン・フォーラム方式は激論が当たり前でした。

ところが、現在に至っても、「リンカーン・フォーラム方式の公開討論会は一問一答なので、丁々発止の”討論”が無いから面白くない」との誤解があります。
このビデオをご覧になれば、リンカーン・フォーラム方式こそが、まさに本物の激論であり、候補者の政策の相違点と、討論の面白さを存分に引き出していることがご理解いただけるでしょう。


(2006年のリンカーン・フォーラムのホームページから転載)

2006.11.21 今時の公開討論会は激論が当たり前です

 「リンカーン・フォーラム方式の公開討論会は一問一答式なので、丁々発止の”討論”が無いから面白くない」と誤解している主催者やマスコミが、未だに少なからず存在します。
残念ながら彼らのリンカーン・フォーラム方式への理解は5年以上古いです。

現在のリンカーン・フォーラム方式公開討論会は、2000年に刊行された『公開討論会完全マニュアル』が初心者に推奨していた「一問一答」形式よりもはるかに進歩しており、候補者が一方的に話す演説会スタイルはまずありません。今時はどんな初心者の主催でも「一問一答+反論」形式が主流で、必ずといっていいほど相手候補への政策批判と、それへの応酬があります

まして経験者であれば、
・○×質問    ・ディベート形式   ・フリーディスカッション形式  ・マニフェスト型  ・フォワード型
・テーマを決めないフリーディスカッション、  マニフェストが無くてもできるマニフェスト風討論会
などの丁々発止の激論スタイルが日常茶飯事のように行われています。

「一問一答+反論」形式を初心者向けの第一のステージとするなら、ディベート形式やフリーディスカッション形式は第ニのステージ、そして、現在北海道や青森、千葉などで行なわれている先進的なマニフェスト型、フォワード型、テーマを決めないフリーディスカッションなどの公開討論会は、もはや第三のステージに突入しています。

リンカーン・フォーラム方式ほど面白い公開討論会は存在しないと言っても過言ではありません。

<ご参考:これこそ現在のリンカーン・フォーラム方式公開討論会です>

会場一体型の○×質問 (2002年)
大統領選ばりの激論ディベート&立ちっぱなし討論 (2004年)
フリーディスカッション形式 (2004年)
マニフェスト型 (2005年)
テーマを決めないフリーディスカッション、マニフェストが無くてもできるマニフェスト風討論会 (2005年)
選挙カーがずらりと集合!合同・街頭演説会 (2003年)


 


   2000年 長野県知事選 公開討論会

主催者

(社)日本青年会議所信越地区 長野ブロック協議会
開催日 2000年9月25日(月) 19:00-21:00
会場 長野県松本文化会館大ホール
候補予定者者 池田ふみたか(新)、田中康夫(新)、草間しげお(新)、中野さなえ(新)
コーディネーター 小田全宏 (地球市民会議代表) ※役職は当時
討論形式 簡易ディベート形式 (候補者同士のクロストーク)
対象者 初心者
解説 田中康夫氏が「脱ダム宣言」を掲げ長野県知事選に初挑戦したことで全国的にも話題になった選挙です。
2000年の当時の討論スタイルは「一問一答」か、良くても「一問一答+反論」形式がほとんどで、これ以上踏み込んだ討論の企画には候補者が応じてくれない時代でしたが、この討論会が、候補者同士による討論の幕を開けました。
コーディネーターは、リンカーン・フォーラム創設者の小田全宏氏。肩書きの「地球市民会議」はリンカーン・フォーラムの前身の名称です。

ここに学ぼう

Q.ディベート形式とはどのようなものですか
Q.「一問一答+反論」形式はどのようなものですか

ディベート形式(候補者同士のクロストーク)のコーディネートは、基本をしっかりとおさえれば意外と簡単で、初心者でも取り組めます。
ただし、
ディベート形式には、建設的な意見交換ではなく、ののしりあいになりがちな欠点があるので、「一問一答+反論」形式と組み合わせることが肝要です。

データファイル

【動画ファイル1】   WMVファイル  1時間07分23秒 49.6MB
           (DVDでご覧ください)

【動画ファイル2】   WMVファイル      54分40秒 38.9MB
           (討論の後半をサンプルとしてご覧になれます)

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   2004年 栃木県知事選 公開討論会

主催者

(社)日本青年会議所関東地区 栃木ブロック協議会
開催日 2004年11月6日(土) 19:00-21:00
会場 栃木県総合文化センター
候補予定者者 福田昭夫(現)、福田富一(前宇都宮市長)、塚原勝(共)
コーディネーター 内田 豊 (リンカーン・フォーラム事務局長) ※役職は当時
討論形式
  • ディベート形式 (候補者同士のクロストーク)
  • アメリカ大統領選ばりの立ちっぱなし討論
対象者 中級者
解説

【2004年のリンカーン・フォーラムのホームページから転載】

2004年11月6日、まさに「激論」と呼ぶにふさわしい公開討論会が行われました。
 − 舞台は栃木県知事選。
 − 迎え撃つは、現職知事。
 − 挑戦者は前・宇都宮市長と、共産党県委員長。

この3者が、それぞれ対戦相手を1名指名し、

  1)A候補が回答者を指名して質問  (1分)
  2)指名されたB(またはC)候補が回答  (3分)
  3)A候補が2)の回答内容にさらに質問または反論 (1分)
  4)B(またはC)候補が再回答  (1分)
  5)A候補が最終反論   (1分)

の1対1のスリリングな討論を、計6回戦、計45分間も実施したのです。
なんと2時間枠の公開討論会の1/3が1対1の討論、すなわちディベートだったのでした。

これまでも、20分程度の枠で簡易ディベートを取り入れた公開討論会はいくつかありましたが、ここまで長時間に及ぶ激しいディベートを実施したのは、リンカーン・フォーラムとしては初めてです。
うれしいことに、観客からもマスコミからも絶賛をいただきました。
さらに、どの候補者陣営からも満足の評価をいただき、主催団体も胸を撫で下ろしているところです。

そして、この討論会はもうひとつ、初めての画期的な試みをやってのけました。
3人の候補者が最初から最後まで、立ったまま討論したのです。

この「立ちっぱなし討論」がまた、候補者と観客との距離をグッと縮める素晴らしい効果を挙げました。
候補者の人数分の演台をそろえるのがとても大変なのですが、その問題さえクリアすれば、この「立ちっぱなし」スタイルも今後の主流になっていきそうな予感がします。

常に進歩を続けるリンカーン・フォーラムの公開討論会に、ますますご期待ください!

ここに学ぼう

ディベート形式
 Q.ディベート形式をたっぷりと行うことはできますか

アメリカ大統領選ばりの立ちっぱなし討論
 Q.公開討論会は候補者が座ったまま行うものでしょうか

ラジオ放送
 Q.公開討論会がラジオ放送してもらえることになりました。どのような点に意識すべきでしょうか?

データファイル

 (DVDでご覧ください)

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   2005年 千葉県知事選 マニフェスト型合同・個人演説会 (千葉市会場)

企画・運営団体

総括責任者  :千葉マニフェスト討論フォーラム
開催地責任者:(社)日本青年会議所関東地区 千葉ブロック協議会

開催日 2005年3月8日(火) 19:30-21:20 
会場 千葉市文化センター
候補者 堂本暁子(現)、山田安太郎(新)
コーディネーター 田岡俊次 (「朝日ニュースター」コメンテーター、軍事評論家)
討論形式 マニフェスト型
対象者 上級者
解説

この合同・個人演説会での討論は、膨大な数の公開討論会の歴史の中でも指折りの面白さです。まさに討論中の討論と言えるでしょう。
さらに、ローカル・マニフェストを討論の題材として存分に活用しており、これこそマニフェスト型公開討論会のお手本です。

マニフェスト型公開討論会の魅力を引き出すためには、後述(ここに学ぼう)の通り、コーディネーターに高度な運営手腕が必要です。本討論会のコーディ-ターの田岡俊次氏は、見事にその役目を果たしています。

また、この討論会は、千葉県知事選の選挙期間中に5回も開催された合同・個人演説会(→詳細)うちの第4回目でした。討論テーマは会場ごとに異なっていますが、両候補はこの討論会に至るまでに既に3回も激突していたため、相手の技量や手の内を知り尽くしてここに臨んでおり、候補者同士の政策論争は非常に熾烈なものとなっています。そこに、候補者のローカル・マニフェストを十分に研究し尽くしたコーディネーターが、マニフェストには書かれていない候補者の本音を引き出そうと割って入るので、さらに政策の違いが鮮明になります。

しかもコーディネーター田岡氏は、この演説会の前日に成田市で開催された両候補による合同・個人演説会のコーディネーターも務めていたため、前日の延長戦でもあることから、本会場でのコーディネートは前日以上に冴え渡っています。

加えて選挙期間中の開催ですから、選挙前では禁句の「公約」という言葉も惜しみなく使われ、「公約」は有権者との約束であることも争点のひとつになります。このように、合同・個人演説会としての魅力も満載です。

候補者:堂本暁子氏のローカル・マニフェスト(要約版)

候補者:山田安太郎氏のローカル・マニフェスト

 企画運営団体Webサイト:千葉マニフェスト討論フォーラム

 この千葉県知事選合同・個人演説会の、他の会場の討論を聞きたい

ここに学ぼう

マニフェスト型
 Q.マニフェスト型公開討論会は、普通の公開討論会と何が異なりますか
 Q.マニフェスト型公開討論会でコーディネーターが注意すべき点
  Q&A 「マニフェスト型公開討論会」

合同・個人演説会
 Q.公開討論会には無い、合同・個人演説会ならではの魅力はありますか
 Q.合同・個人演説会は「演説」だけで「討論」はしないのですか
 Q.知事選にはどのような公開討論会が向いていますか
 Q.突然の選挙にはどのような公開討論会が向いていますか 
  合同・個人演説会の開き方 ポイント集
  Q&A 「合同・個人演説会」

データファイル

【音声ファイル】   MP3ファイル 1時間51分20秒 101MB
 (サンプルとしてお聞きになれます)

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 2011年 長久手町長選(愛知県) 公開討論会


主催者

(社)愛知中央青年会議所
開催日 2011年8月11日(木) 18:30-20:30
会場 長久手町文化の家 風のホール
候補予定者者 鎌田進(新)、大島令子(新)、吉田一平(新)
コーディネーター 児玉克哉 (リンカーン・フォーラム中部代表、三重大学人文学部教授)
        ※役職は当時 
討論形式 フリーディスカッション (自由討論)
対象者 上級者
解説

公開討論会はどのような討論形式やタイムスケジュールで行えば盛り上がるのかについて考えていらっしゃる主催者が多いと思います。
そのような時は、テーマごとにフリーディスカッション(自由討論)の時間を設けることをお薦めします。これがあると、「討論会」という雰囲気がかなり出て、面白くなります。盛り上がりますし、満足度も高いものです。挑戦してみてください。

フリーディスカッション(自由討論)の第一人者といえば、児玉克哉リンカーン・フォーラム事務局長です。リンカーン・フォーラムの派遣コーディネーターとして、年間で数十回のコーディネーターをこなす実績はもちろん日本一であり、全国の主催者から引っ張りだこの大人気コーディネーターです。

その児玉氏がコーディネーターを務めた長久手町長選公開討論会で、フリーディスカッション(自由討論)の醍醐味を堪能してください。

<討論のテーマ:長久手町長選>
1)長久手町に対する想い、メッセージ
2)教育・コミュニティの問題について  3)協働のまちづくりについて
4)防災について  5)長久手町の発展について

ここに学ぼう

フリーディスカッション形式
 Q.フリーディスカッション形式の進め方を教えてください
 Q.フリーディスカッション形式の具体的な進行事例を教えてください

コツは、いきなり各テーマの自由討論に入るのではなく、先ず最初は各テーマごとに1人2分〜3分ずつ候補者の意見を述べてもらうことです。その後で自由討論に入れば、最初の1問1答で各候補の姿勢が鮮明になっているので、より掘り下げた討論が展開できるようになります。

フリーディスカッション(自由討論)のコーディネーターには、討論の導入を提示したり、膠着した状態に助け舟を出したりするコミュニケーションスキル、判断力、理解力がなど求められます。さらに、コーディネーター自身にも各テーマの課題を来場者にわかりやすく解説するといった政治的知見が必要です。そのため、「一問一答+反論」や「ディベート(候補者同士のクロストーク)」などの初心者・中級者向けの討論形式でコーディネーターとしての経験を何度も積んでから挑戦してみるといいでしょう。

データファイル

 (DVDでご覧ください)

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 2017年 鎌倉市長選(神奈川県) 公開討論会


主催者

(公社)鎌倉青年会議所
開催日 2017年10月12日(木) 19:00-21:00
会場 鎌倉生涯学習センター
候補予定者者 松尾たかし(現)、飯田よしき(新)、石田ともつぐ(新)、岩田かおる(新)
コーディネーター 内田豊 (リンカーン・フォーラム代表理事)
討論形式 一問一答+掘り下げ質問
対象者 上級者
解説

一問一答+掘り下げ質問形式は、一問一答が一巡した後、コーディネーターが、それぞれの候補者の回答内容を土台に、各候補者毎に掘り下げた質問をその場で瞬時に考え、各候補者毎に個別に質問していく形式です。

通常の「一問一答+反論」や、「ディベート」、「フリーディスカッション」などと異なり、コーディネーターが主導権を握り、討論の切り口を開いていきます。
こ のため、コーディネーターの手腕次第では、あらゆる討論形式の中で最も、候補者の本音を抉り出し、違いを浮き上がらせ、有権者に知的興奮を提供できる形式です。

ここに学ぼう

※詳細は、リンカーン・フォーラム主催の「コーディネーター養成講習会【応用コース】」で、実践的に学ぶことができます

1.ユニークなマニフェストのクローズアップ
・ユニークな政策があれば引き合いに出して、候補者を光り輝かせる
・マニフェストに掲げている政策の説明を逃避していれば、説明を求める

2.対立点の討論の誘導
・対立する政策について、候補者同士のバトルに誘導する

3.フォワード型質問
・前に発言した2名の政策を引き合いに出し、それらのいずれとも異なる意見を述べさせる

4.前提、具体的手段の掘り起こし
・候補者の発言が、政策の前提となっている現状や専門用語の説明が不足しているために来場者が理解できていない、とコーディネーターが感じたときは、来場者の目線で、候補者に補足説明を促す
・具体的な手段を聞く

5.政策合戦の誘導
・ある候補が具体的なアイディアの豊富さで、他候補への刺激となる良い勝負になっている場合、さらに意見を開陳させて、ライバル候補との政策バトルに誘導する

6.発言の矛盾点に切り込む
・候補者の発言に矛盾点があれば、切り込む

7具体的な内容説明を求める
・一問一答の回答が具体性に乏しかった場合には、具体的な追加説明を求める
・具体的に説明してほしい項目の事例を列挙する

データファイル

【動画ファイル】   
(このサンプルでは、外部サイト「e-みらせん」
にリンクします。
 DVDには高画質のデータファイルが本体に格納されています)

撮影:(公社)鎌倉青年会議所


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   2010年 羽幌市長選(北海道) 公開討論会

主催者

羽幌青年会議所
開催日 2010年11月4日(木) 19:00-21:00
会場 羽幌町中央公民館大ホール
候補予定者者 舟橋泰博(現)、飯田桂宏(新)
コーディネーター 森 啓 (自治体政策研究所理事長、リンカーンフォーラム北海道顧問)
討論形式 フォワード型 (既存の討論形式の欠点を克服した最先端スタイル)
対象者 超上級者
解説

フォワード型は後述(ここに学ぼう)の通り、既存の討論形式の欠点を克服した、最先端の討論スタイルです。フォワード型の発祥地である北海道では、2004年から広がり始め、現在ではすっかり定着しています。

【2004年11月29日 リンカーン・フォーラムのメーリングリストから転載】

内田@事務局です。

一昨日、NPO法人リンカーンフォーラム北海道の笹村代表とお会いした時に、開口一番、「今、北海道の公開討論会はものすごく進歩してますよ!」と、わくわくするようなお話をしていただきました。

リンカーンフォーラム北海道の支援により道内で開催された公開討論会は40回以上(転載者注:2004年11月現在)になりますが、最近ではほとんど1問1答形式は行われないそうです。

そう、北海道の討論会は、文字通りの「討」論なのです。
その仕掛け人は、ひとりのコーディネーター。
コーディネーターが、候補者の本音を抉り出す質問をガンガンぶつけ、熱いバトルが繰り広げられているのだそうです。

北海道を熱くさせているその男の名は、北海学園大学の森啓教授。

では、どうしたら、それほどコーディネーター主導の討論会が実現できるのか?
公開討論会関係者の皆さんはよくご存知だと思いますが、出演交渉時の説明で
「コーディネーターが予期しない質問をぶつけますよ」などと言えば、大抵の候補者は出演してくれません。

北海道でも事情は同じなので、出演交渉の時は1問1答形式とか、オーソドックスな内容で伝えておく。

ところがこの森先生、当日の壇上でいきなり
「今日の討論会の進行は、私に一切を任せてもらえますか・・・?」
と切り出してしまう。

候補者達も、一瞬戸惑うでしょうけれど、大勢の観衆も手前、「それは約束が違う」とは言えず、承諾する。そして、コーディネーターvs候補者の熱いバトルが繰り広げられる。

この「今日は私に任せてもらえますか」作戦は、たとえ候補者自身がその場で承諾したとはいえ、一歩間違えば後から主催者の背任行為とも取られかねない危険な駆け引きです。

にもかかわらず、これまで一度も候補者から苦情を言われたことはないそうです。

その理由は、
 第一に、森先生の人徳であり、
 第二に、森先生の、どの候補者に対しても中立な立場に徹する姿勢であり、
 第三に、リンカーンフォーラム北海道が積み重ねてきた信頼
があるからだと、私は考えています。

したがって、必ずしもどのコーディネーターや地域でできる方法ではありませんが、いやはや北海道、やってくれますね。

地元の人の話によると、北海道は長年の補助金付け行政に有権者がどっぷりと浸ってしまい、厳しい事態にきちんと向き合って考える訓練が出来ていない人が多いと聞きます。そんな空気だからこそ活を入れようとする、リンカーンフォーラム北海道と森先生に大いに期待します。

ここに学ぼう フォワード型
 Q.フォワード型とはどのようなものですか
データファイル

 (DVDでご覧ください)

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更新日 2021年02月15日