公開討論会「市長候補を知る'97船橋」を聞いて
(平戸勝:船橋市民)
1.日時:6月9日(月)19:00-20:30
2.会場:サンガーデンホテル
3.参加費:500円
4.入場者数:150-180人(新聞報道)
5.入口で配布のパンフレットの内容
1)公開討論会開催に向けて:主催者野屋敷いとこ氏(情報公開研究会代表)
2)挨拶:スタッフ一同
3)式次第
4)出席予定者二氏の紹介:藤代孝七氏、坪内弘行氏
5)コーディネーターのプロフィール:樋口美智子氏
以上で討論会終了。
感想
1.初の討論会を実現させた野屋敷代表らに敬意と拍手をささげる。
2.討論会というものの実質は候補予定者が質問に対し予め用意した答を述べる形式であり盛り上がりに欠けた。しかし第一回目が出来たことはあとに続く期待があり、成功であった。
3.大橋市長は万難を排して出席して欲しかった。有権者42万人余に対し、微々たる勢力と思ったのであろうか。
4.藤代孝七氏の答には慎重さが目立ち、市政の先頭に立つ気概があまり感じられなかった。
5.坪内弘行氏は65才以上の医療無料化等、福祉重視の答が多かったが財源については補助金を多くすることを挙げた。国に負担を求める姿勢には疑問を生じた。
以上。
船橋市長選は6月22日投票され、投票率は41.12%、前回を7.43%上回った。
藤代氏が有効投票数の39.3%を集めて当選。多選を批判し、開かれた市政を訴えたのが実った。その実現を期待したい。
一方、大橋現市長は34.8%で及ばなかった。法定ビラによると100近い団体の支持、400余の団体の推薦を受けたが?現市政継続を願う市民が少なかった為と思われる。坪内氏は25.4%を獲得した。