2022年参議院選プロジェクト 結果報告書

一般社団法人 公開討論会支援リンカーン・フォーラム

 2022年に行われた第26回参議院議員通常選挙(2022年6月22日公示、7月10日投開票)では、全国で19回のリンカーン・フォーラム方式公開討論会が開催されました。その概況を報告いたします。

開催情報
 

開催回数

19回  
  うち、告示前公開討論会(※有観客) 13回 ※うち、3回は政党マニフェスト型
うち、合同個人演説会(※有観客)  1回 三重選挙区
  うち、ネット討論会(公示前)(※無観客)  5回  
  うち、ネット討論会(公示後)(※無観客)  0回  
       
  企画数 23回  
    うち、開催を断念  4回

 

  開催成功率  82.6%  
主催者分類 (開催断念した4企画を含む)
  青年会議所又は青年会議所中心の団体
21回 91.4% (うち4回は開催断念)
地域の経済団体等

 0回

 0%
主婦が中心の団体  0回  0%
NPOなどが中心の団体  1回  4.3%
熊本選挙区で、若年投票率向上に向けて活動する「NPO法人ドットジェイピー」の熊本エリア熊本支部が主催。
一般社会人中心の団体  0回  0%
学生中心の団体  1回  4.3%
長野選挙区で、若者の投票率向上に取り組む信州大学のサークル「信大政治参加推進コミュニティーVOTERS」が主催。
リンカーン・フォーラム地域支援団体  0回  0%
来場者数
  ※ほとんどの討論会で来場者数のデータなし
     

 

■主なトピックス

  トピックス 選挙区 詳細
前回参院選時に比べ、企画数、開催数とも半減 全体 前回参院選(2019年・第25回参議院議員通常選挙)では、全47都道府県のすべての選挙区で開催が企画され、37選挙区で開催されたが、今回は企画が23選挙区、開催が19選挙区とほぼ半減した。
前回参院選時に比べ、開催成功率は向上 全体 一方で、開催成功率(企画数に対する開催数の割合)は、前回の78.7%から今回は82.6%とやや向上した。

 

2選挙区では若者グループが企画、主催

長野選挙区、熊本選挙区 主催者のほとんどは青年会議所が中心だが、長野選挙区、熊本選挙区では、若者の投票率向上に取り組むサークル、NPO法人がそれぞれ討論会を企画、主催した。
討論会への若者の参加を促す工夫 群馬選挙区、静岡選挙区 討論会で若者の政治への関心を高める取り組みとして、大学生や高校生から立候補予定者へ質問する時間を設けたり(群馬選挙区、静岡選挙区)、高校生と立候補予定者による意見交換会『AorB会議』として討論会を実施(福井選挙区)するなど、工夫が見られた。

公開討論会とは別の手法を取り入れた主催者も 岐阜選挙区、奈良選挙区 公開討論会は若者の参加が少ないとの理由からこれを取りやめ、立候補予定者のインタビューを実施、それを動画配信するという手法に切り替えた主催者もいた

 

 
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最終更新日: 2023年2月4日