北日本新聞 2003年10月10日
魚津市の若手経営者らを中心に2003衆院選公開討論会実行委員会(五十嵐尚寛発 起人代表)が発足し、公示に先立つ26日午後6時半から、魚津市の新川文化ホールで、 富山2区立候補予定者による公開討論会を開く。参加の回答は9日夕で締め切り、3陣 営から参加の了承が得られた。残る1陣営は「前向きに検討したい」としている。 衆院選富山2区の公開討論会は、3年前に国政レベルでは初めて行われたのに続き2 回目。県内では平成11年の新湊市長選の際に行われたのをはじめに、前回参院選でも 富山市で実施された。全国でこれまでに400回以上の公開討論会を開いているリンカ ーン・フォーラムの支援を受けて開く。 富山2区には自民現職の宮腰光寛(52)、民主新人の西尾政英(42)、社民新人 の辰尾哲雄(54)、共産新人の古沢利之(49)の4氏が出馬を予定している。討論 会は最初に、政治の最優先課題を5分ずつ述べてもらう。 前回は一問一答形式で政策を討論したが、今回は3つのテーマを用意しフリーディス カッションの時間を設ける。テーマは広く公募し、最終的に同委員会で決める。会場か らの質問などは受け付けない。 9日、魚津市役所で概要発表した五十嵐代表は「単独の演説会や名前を連呼する従来 の選挙戦では、有権者は政策の違いが分からない。候補者が一堂に会することで違いが はっきりする」としている。 討論会テーマなどに関する問い合わせは五十嵐代表、電話0765(24)2566、 ファクス0765(24)5501。
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