2012衆議院選プロジェクトのお知らせ
 



 
更新日 2012年12月02日


   

 

一 覧

2012.12.02 公開討論会の動画登録期限は12月3日。お急ぎを! 018
2012.12.02 「シナリオ雛形」と「質問の要約書雛形」 > 合同・個人演説会向け 017
2012.12.02 実施済みでも2回目、3回目を開こう 016
2012.12.02 今からでも間に合います!合同・個人演説会を開きましょう! 015
2012.12.02 公示2日前までの企画状況 014
2012.11.30

合同・個人演説会に寄せられた主なQ&A

013
2012.11.24 開催情報を公表 012
2012.11.18 Yahoo!ニュースで公開討論会・合同個人演説会をよびかけ 011
2012.11.18 初心者必見! この数日間に多いQ&A 010
2012.11.18 推奨タイムスケジュール 009
2012.11.18 同一選挙区で複数の公開討論会が開かれる場合のテーマ選びのコツ 008
2012.11.18 推奨する討論テーマ 007
2012.11.18 準備開始時の10のポイント 006
2012.11.17 合同・個人演説会の最新マニュアルはここです 005
2012.11.17 公開討論会と合同・個人演説会の違い 004
2012.11.17 衆議院選の公開討論会でのマニフェスト取り扱いの注意 003
2012.11.17 衆議院選解散総選挙に向けた公開討論会開催の呼びかけ 002
2012.11.17 突発的な選挙に対しては合同・個人演説会がお薦めです! 001
2012.11.17 2012衆議院選プロジェクト(当コーナー)を立ち上げました 000
 

 

2012.12.02 公開討論会の動画登録期限は12月3日。お急ぎを!


今回の総選挙で公開討論会を開催した方
特に青年会議所の皆様へ

1.公開討論会の動画をネットで公開しよう

皆様が開催した公開討論会を録画していれば、その動画をインターネットに公開できます。インターネットで公開すれば、来場できなかった方も公開討論会を閲覧できるので、可能な限り公開しましょう。

特に青年会諸所メンバーには、「e-みらせん」という大変便利な公開討論会動画サイトが提供されています。積極的に活用しましょう。

 e-みらせん

 「e-みらせん」の解散総選挙動画

2.公開討論会の動画アップは、12月3日が期限です

公選法の規制により、動画をWebサイトにアップロードできるのは公示日の前日までです。
つまり、12月3日(月)の23:59が、Webサイトへのアップロード期限です。

期限までにアップした動画は、内容を変更しない限り、公示日後も掲載し続けられます。しかし、期限を1分でも越えてまうとアップできません。

一般的に、2時間の動画をアップするためには、短い時間ずつにカットする編集作業が必要で、これには長時間を要します。期限まで残りわずかですので、急いでください。


3.期限を越えてしまった場合や、合同・個人演説会をネットに公開したい場合

公開討論会の動画アップが12月3日(月)23:59までに間に合わなかった場合や、そもそも、公示日後に開催される合同・個人演説会の内容をネットに公開できる方法を紹介します。

この場合、「動画」の公開は違法ですが、「音声」のアップであれば合法です。また、「音声」に「静止画」や、候補者を特定しない文字情報を追加することも出来ます。

<音声の掲載事例> 
 2005年千葉県知事選 合同・個人演説会
 

音声でも、かなり喜ばれます。公示後は「音声」でアップしましょう。


4.音声でのアップ方法

音声ファイルの形式で最も広く使われている、「MP3」ファイルで登録すれば、ほとんどのネット利用者が再生できます。現在売られているICレコーダーの録音方式の多くは「MP3」ファイルです。

また、スマートフォンのボイスレコーダーで録音した音声を「MP3」ファイルに変換する方法も、ネットで検索すればたくさん見つかります。

さらに、「MP3」ファイルに変換するという小難しいことをせず、ビデオカメラで「音声」だけを録音する技もあります。方法は超簡単。
ビデオカメラのレンズにキャップをはめたまま録画してしまえばいいのです。

 

 

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2012.12.02 シナリオ雛形」と「質問の要約書雛形」 > 合同・個人演説会向け


合同・個人演説会を準備している企画運営団体の皆様へ

リンカーン・フォーラムは、合同・個人演説会向けの「シナリオ雛形」と「質問の要約書雛形」をご用意しました。

   シナリオ雛形   質問の要約書雛形

今回の衆院選は、各選挙区平均の出馬が約4人という事で4人で設定しております。
今から取り組もうという方用に、街頭での選挙運動が終了する20時からの開始設定で、少し短めの1時間30分の合同・個人演説会を想定しております。
その他特徴とすると、公開討論会では禁止されている「公約」や「投票依頼」についても遠慮なく取り入れております。参考にして下さい。

過去には21時半開始という合同・個人演説会もありました。出演交渉は強い意志と柔軟さも必要となります。2人以上の候補者の賛同があればで合同・個人演説会は成立するのでぜひチャレンジして下さい。リンカーン・フォーラムでは確実にサポートさせて頂きます。

なお、テーマについては以下を参考にして下さい。

   リンカーン・フォーラム&日本JC日本の未来選択委員会推奨テーマ

 

 

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2012.12.02 実施済みでも2回目、3回目を開こう


既に公開討論会を実施済みの選挙区の皆様へ

今回の総選挙の異例続きです。

●解散からわすか2週間の間に、第三局を目指す政党が合併を繰り返し、ほんの数日前とは
  所属政党が異なる候補者がたくさんいます。
●ほんの数日前に各政党のマニフェスト(呼び方は政党によって異なりますがここでは一般名称
 として使っています)が出揃ったばかりです。
●自分の政党のマニフェストに記載されている内容とは異なる発言が、政党代表などから、
  毎日のように行われています。
   → 
従って、マニフェストは実質的には毎日修正されています。
   → いわゆる第三局を目指す政党だけでなく、細かいレベルでは政権を目指す政党も同様。
●各政党の候補者が固まってきたのは公示日直前です。

したがって、既に公開討論会が開催済みの選挙区でも、公開討論会開催当日にはマニフェストが固まっていなかったり、マニフェストの内容が現在では変更になっていたり、出席者の所属政党が当時とは変わってしまったり、当時はまだ候補者が決まっていなかったりしたケースが少なからずあるでしょう。

そのような選挙区では、ぜひ、合同・個人演説会として、2回目、3回目に挑戦してみてください。

今回の選挙では争点も多いので、1回の公開討論会では扱えなかった争点を2回目で扱えるというメリットもあります。

公開討論会が開催されていたことを知らずに来場できなかった有権者に、再度候補者選択の場を提供する好機でもあります。
特に、集客がうまくいかなかった実行委員会はリベンジしましょう。

ぜひ、ご検討ください!

 

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2012.12.02 今からでも間に合います!合同・個人演説会を開きましょう!


公開討論会の開催が予定されていない選挙区の皆様へ

自分の選挙区で公開討論会/合同・個人演説会が開催されないと、その選挙区の有権者はもちろんのこと、国民全体の将来の選択においても大きな損失です。
自分の選挙区で公開討論会が開かれないのは残念なので自分で開いてみたいけれど、もう投票まで2週間しか無いから時間的に無理だ、あるいは、メンバー不足で無理だと思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

合同・個人演説会なら まだ大丈夫です。
ぜひ、あなたが合同・個人演説会の開催に挑戦しましょう。迷わず行動に移りましょう!


■今から準備してもまだ間に合います
  → 企画から当日まで1週間で実現した例も少なからずあります。(最短記録は、4日!)
    マニュアルを完備してあるので、短期間で開催できます。

   合同・個人演説会の最新マニュアル

■たった一人でも開けます
 → メンバーが集まらないために開催をあきらめていませんか?
   本番前日まではたった一人で進めることができます。
   これまでも、8回もの合同・個人演説会がたった一人の勇気ある行動で開かれました。
   当日だけは20人程度のスタッフが必要ですが、当日だけであれば、あなたの勇気に
   共鳴したボランティアが必ず集まるので大丈夫です。

■コーディネーターを自分たちで行うのが不安でも大丈夫
 → ご要望があれば、当日のコーディネーターは、リンカーン・フォーラムから派遣します。

   たった一人の実行委員会でも、大きな組織となんら遜色ないプロの討論進行を行います
   ので安心してください。またリンカーン・フォーラムは、たった一人の実行委員会に対して
   はコーディネーター派遣費用を無料で支援します。

   コーディネーターの派遣依頼


■運営費用の心配無し

 → 合同個人演説会の費用は、公選法の定めで候補者が均等負担します。
    このため、企画運営団体の費用負担はありません。


 

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2012.12.02 公示2日前までの企画状況

2012年総選挙が、12月4日に公示を迎えます。
12月2日までに駆け足で90回開催されてきた公開討論会は、公示日前日の12月3日で終了し、公示日以降の開催形式は合同・個人演説会となります。

12月1日時点でリンカーン・フォーラムに報告された、全国の開催企画状況は合計で183回。
内訳は以下の通りです。

  • 公開討論会    :141回 (うち、4回は開催断念)
  • 合同・個人演説会: 19回 (うち、2回は日程調整中)
  • 種別不明     : 23回

野田首相の突然の解散表明から、公開討論会としての開催が可能な公示日前日までわずか19日という超タイトスケジュールだったにも関わらず、140回を超える公開討論会が開催できるのは、単純平均で1日7回以上も開かれていることになります。これは、青年会議所を中心とした全国の主催者が、イザというときに備えて準備をしていた成果が十分に発揮されたといって良いでしょう。
準備されていた皆さんに敬意を表します。

また、合同・個人演説会としての企画が既に20回近くあるのも、青年会議所の一定層に見られた合同・個人演説会への誤解やアレルギーが和らいできたとみなせますので、これは有権者・候補者双方にとって好ましい傾向です。

一方で、合同・個人演説会を含めた企画数が全部で180回に満たないということは、全国の小選挙区のうち、1/3では公開討論会又は合同・個人演説会が現時点で企画されていないということです。
また、前回の総選挙(2009年)では、計280回企画されましたので、企画数で比較すると前回から100回も減っています。

企画したものの候補者との調整がうまくいかず、開催断念せざるを得なくなった、ということであればやむを得ませんが、自分の選挙区で公開討論会/合同・個人演説会が開催されない状態を、自ら企画せずに見過ごして投票日を迎えるということは、その選挙区の有権者はもちろんのこと、国民全体の将来の選択においても大きな損失です。

投票まで、まだ2週間あるので、合同・個人演説会であれば今から企画しても間に合います。
開催予定が無い選挙区の方は、どうぞ立ち上がっていただきますよう、お願いします。

 開催一覧(開催日順)       開催一覧(選挙区順)

 
※上表に記載されて無い企画がありましたら、お手数ですが以下の報告様式からご連絡願います。

開   催   決   定
 (開催が決まったら)

 

 

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2012.11.30 合同・個人演説会に寄せられた主なQ&A


この数日、事務局に合同・個人演説会に関する質問が多数寄せられています。
それら質問からは、選管の担当職員さん自身が、合同・個人演説会が初めての経験なので、戸惑って指導していっらしゃる例も見受けられます。

そこで、主な質問のQ&Aを記載しました。

Q 合同・個人演説会のは演説会なので「討論会」は出来ないのか?
A
  • できます。普通に公開討論会と同じように運営して下さい。
  • 公開討論会と異なる点は、「公約です」「実現します」「私に清き一票を!」と言って構わないことです。このため、いかにも選挙らしく盛り上げることが出来ます。
  • また、候補者はタスキの着用が可能です。

Q 合同・個人演説会は公示前に記者会見を開けないのか?
A

開けます。

 

Q 新聞社は、公示前には合同・個人演説会の告知記事を載せることができないのか?
A

報道機関は公示前/公示後を問わず、告知記事を報道する自由が法律で認められています。

日本JC長野ブロックと埼玉ブロックの記事を、WEB記事からの転載します。

 

Q 発言順、席順をどうすればよいか
A

公開討論会方式では発言順、席順をクジで決めたりしますが、合同・個人演説会では、全て立候補届出順で実施すると良いでしょう。届出順は全てにおいて公平になり候補者や陣営そして一般の方から見ても納得させられます。

会場入り口に置く表示板のついた各候補者の個人演説会の看板の配置も届出順にすれば、運営側としても事前に準備しやすくなります。

※代表者会議などで事前に候補者にその旨を伝えて置きましょう。

Q 政党マニフェストはどのように配布したらよいか?
A
  • 政党マニフェストは各陣営の人に配ってもらうと便利です。
  • 入口に長机を置いて来場者に取ってもらうと企画・運営団体の負担が減ります。
  • 政党マニフェストの多い少ないは各陣営の責任になりますのでクレームが減ります。
Q チラシ、ポスターを配布できるか?
A
  • チラシ、ポスターの配布は禁止です。
  • 集客は候補者本人、新聞、テレビ、私信、そして最善の方法はクチコミです。
  • 過去には公開討論会方式より合同・個人演説会方式の方が集客数が上だったという例も数多くあります。(前回の2009年衆院選では合同・個人演説会が集客数がトップでした。)
Q 個人演説会の看板に付けなければいけない表示板って何ですか?
A

俗に「選挙の七つ道具」と言われる、選挙管理委員会が公正に選挙を行うために無料で交付するもので、その中にある「個人演説会用立札等の表示板」の事です。

参考:「選挙の七つ道具」
 a)選挙事務所の標札、b)選挙運動用自動車・船舶表示板、c)選挙運動用拡声機表示板、d)自動車・船舶乗車船用腕章、e)街頭演説用標旗・街頭演説用腕章、f)個人演説会用立札等の表示板

Q 会場内の合同・個人演説会の看板に企画運営団体名を記載する事はできませんか?
A
  • できます。
  • 記載例
     「第46回衆院○○第○区合同個人演説会 企画運営:○○青年会議所」
     「○○合同・個人演説会実行委員会」

 

 

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2012.11.24 開催情報を公表


第46回衆議院議員選挙(総選挙)に向けた公開討論会の開催情報を当サイトに公表しました。

 開催一覧(開催日順)       開催一覧(選挙区順)

11月24日現在で、確認できた公開討論会は、全国で149の企画が進行中です。
企画は今後も増加の見込みです。

開催情報は随時更新していきます。
急に開催日が通知されることもありますので、こまめにチェックをお願いします。

 

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2012.11.18 Yahoo!ニュースで公開討論会・合同個人演説会を呼びかけ


児玉克哉事務局長が、公開討論会・合同個人演説会の呼びかけをYahoo!ニュースで行いました。
クリックしてみてください。多くの人に伝えたいので、できたら、フェイスブックをしている人はその画面の「おすすめ」を、ツイッターをやっている人は「ツイート」を押してもらえるとありがたく思います。よろしくお願いします。

公開討論会を全国の選挙区で開催を〜政治家の党利党略の選挙から国民主導の政策論議の選挙へ変えよう!(Yahoo!ニュース 2012年11月18日 11時44分)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kodamakatsuya/20121118-00022478/

 

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2012.11.18 初心者必見! この数日間に多いQ&A

 

11月14日の野田首相の解散表明から11月18日までの間に、リンカーン・フォーラムに問い合わせが多いものをご紹介します。傾向的に準備段階に関する質問が多いです。

@ Q 青年会議所のメンバーやOBが立候補する場合、青年会議所が主催して公開討論会を開けるのか
A

青年会議所は団体として政党や特定の人物を推薦しない中立な団体です。
出演交渉、当日運営などリンカーン・フォーラムマニュアルを忠実に実行する事こそ公正中立な証明になります。

それでも心配な場合は第三者へコーディネーターを依頼をする手段もあります。

A

Q 会場が確保できない
A

文化センターなどホールだけが会場ではありません。体育館や駐車場など多角的な視点で考えましょう。また開催時間を工夫すると上手く行く場合もあります。

B

Q コーディネーターが確保できない
A

公示前に公開討論会形式で開こうとしている実行委員会の日程は11月26日〜30日に集中しています。
主催者自らがコーディネータを輩出する場合は問題ありませんが、第三者に依頼するなら、これらの目前の日程に集中してしまい、リンカーン・フォーラムだけでなく他所への依頼も困難な場合もあります。

日程についても合同・個人演説会なども含めて再度検討して下さい。

C

Q 討論会のテーマを何にすればよいか悩んでいます
A

先日、「リンカーン・フォーラム」と日本JC日本の未来選択委員会さんの共通推奨テーマを発表しましたのでご活用ください。
 経済・農業・医療・保険と分野が多岐に渡るため大テーマにも転用できるように○×クイズで設定しましたが、小テーマでも加えてはとのご意見を頂きましたので経済と医療の部分にTPPについても加えました。

D

Q 合同・個人演説会では主催者として名前が出せないのでどうしうたら良いでしょうか
A

これはよくある誤解です。
合同個人演説会の企画運営団体の名前は、「企画運営:○○○○」としてメディアにも発表できますし、看板にもそう謳えます。新聞やニュースでも企画運営団体の名前が報道されます。
公開討論会での「主催者」が「企画運営団体」として変わるだけです。

表示例:第46回衆議院議員総選挙○○県第○区合同・個人演説会 代表 ○○○○
     
企画運営:○○○○青年会議所/○○○○公開討論会を実現する会

<事務局より>

当然の話なのですが、解散が決まってから準備に入った実行委員会が多いようです。

私の感想として、少ない準備期間で取り組む実行委員会が多いと思います。集客をみても最も効果があるのがクチコミですので1日でも多く集客活動をする時間が欲しいと思います。

また、政党マニフェストについて、現段階で政党の合併など行われている事や、今の時点で各政党が急ピッチで策定している状態なので、公示を迎えてみないとわかりません。

それらを踏まえて有効なのが合同・個人演説会です。

衆院選は今回のように突発的にやってきます。主催者の皆様には、その日しかできないと開催日・開催時間・開催場所を固定して開催機会を絞ってしまうのではなく、公開討論会の利点、合同・個人演説会の利点を踏まえて臨機応変に対応して頂きたく存じます。

最後は何が何でも開催するという意気込みが重要です。

(事務局次長 植松一成)

 

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2012.11.18 推奨タイムスケジュール


公開討論会のタイムスケジュールの素案をご提供します。

全国的に3人〜4人の選挙区が多いようなので、2人討論型、3人討論型、4人討論型の3種類の案を用意しました。
各主催者様で○×質問を入れたり、問題数により配分が異なるかと存じますので臨機応変にお願いします。

公開討論会タイムスケジュール(案)

 

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2012.11.18 同一選挙区で複数の公開討論会が開かれる場合のテーマ選びのコツ


同一選挙区で、複数の実行委員会が公開討論会を企画している所もあると伺っております。

その場合は、それぞれの実行委員会が選択テーマをわけて公開討論会を開き、どちらの会場にも足を運んでいただけるように連携すれば、有権者は幅広い争点の討論を聞くことが出来、大変有益な情報提供となります。ぜひ連携を取ってテーマも選んで頂きたく存じます。

さらに、実行委員会同士で共同記者会見の実施、共同ポスター作成、先に開いた討論会が閉会時に次の討論会への来場を呼びかける、などの連携を行えば一層効果的です。

 

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2012.11.18 推奨する討論テーマ


公益社団法人日本青年会議所日本の未来選択委員会様とリンカーン・フォーラムと協働して、第46回衆議院選挙での公開討論会および合同・個人演説会の共通の討論テーマ案を策定いたしました。

リンカーン・フォーラムでは以下のテーマを軸に公開討論会を実施する事を推奨します。


必須テーマ(各出演者2分〜5分)
  【自己紹介ならびに国家ビジョンについて】

選択テーマ(各出演者2分〜5分+小テーマの補足や自由討論:ワンセット20分〜25分)

  【経済・金融対策について】
  【年金・医療・介護などの社会保障制度について】
  【外交・安全保障政策について】
  【子育て・教育政策について】
  【財政再建について】
  【エネルギー政策について】

  上記より3テーマもしくは4テーマを選択

○×クイズ (○×クイズ後各候補者へ1分意見を聴く)

  【憲法について】憲法改正に賛成ですか?
  【TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)について】TPPに賛成ですか?
  【地方分権・道州制について】道州制に賛成ですか?
  【政治改革および議員定数の削減について】議員定数の削減に賛成ですか?

具体的な質問(案)


時間の配分は開催時間の関係で各主催者様により若干異なりますが、上記を組み合わせ2時間と想定すると、以下の配分が考えられます。

1.主催者の挨拶、ルール説明など      15分
2.自己紹介ならびに国家ビジョンについて 15分
3.選択テーマおよび○×クイズ        70分
4.最後のメッセージ               15分
5.出演者入場、主催者の御礼          5分

なお、解散後に野田首相が記者会見を開き、総選挙の争点として以下の5つを挙げたので、そちらにも対応しております。

@社会保障
A経済の軸足をどう置くのか
Bエネルギー政策のあり方
C外交・安全保障政策
D政治改革(定数削減をするのか?)

以上です。

限られた時間で全てがカバーできませんが、各主催者様でより良い公開討論会を開いて頂くための参考にして頂ければと存じます。

 

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2012.11.18 準備開始時の10のポイント


 公開討論会の準備を開始した実行委員会の皆様に、とり急ぎ、公開討論会、合同・個人演説会へ取組むにあたっての10のポイントをご説明します。

1.総選挙へ向けて実行委員会を立ち上げて下さい

2.できるだけ早く候補者へアプローチしましょう

3.マニュアルとQ&Aを熟読しましょう!

4.運営の設営準備をしましょう

5.記者会見を開いて公開討論会、合同・個人演説会をPRしましょう

6.集客に力をいれましょう!

  • クチコミが最も効果を発揮します。
  • まずはご家族・ご友人からはじめて知人へ広げていきましょう!
  • 前回衆院選は平均300人の来場者ですそれ以上をめざしましょう!

7.選挙管理委員会とコンタクトをとりましょう!

8.困ったことがあれば、最寄の地区代表や、JC公開討論会相談室へご相談下さい。
  また、メーリングリスト会員の場合はメーリングリストにも相談ください。

9.コーディネーターの派遣を依頼する場合はこちらから:コーディネーター派遣依頼

 ※同時期に依頼が集中してしまうため調整が出来かねる場合もありますので早めにご確認下さい。

10.開催連絡・後援について

(1)開催が決定したら連絡をお願いします。

開   催   決   定
 (開催が決まったら)

(2)リンカーン・フォーラムの後援を依頼する場合はこちらから:後援依頼

 

 

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2012.11.14 突発的な選挙には、合同・個人演説会がお薦めです!


今回の選挙のように突発的な選挙には、合同・個人演説会がお薦めです。

理由1 政党マニフェストを会場で配布できるから
理由2 全ての費用が立候補者の均等負担になるので、企画者の費用負担が無いから。
     しかも、会場費は立候補者に無料で割り当てられる公営施設を利用できるから。
理由3 集客などにかける準備時間をしっかり確保できるから。

 ※その他にの理由は、「合同・個人演説会の開き方 ポイント集」を参照

そこで、今回の選挙では、公開討論会だけでなく、合同・個人演説会の開催を視野に入れて下さい。
合同・個人演説会の開き方を纏めましたので参考にして下さい。

1.準備を含めて必ずマニュアルを熟読して下さい。

@合同個人演説会開催のノウハウ
A合同・個人演説会の開き方 ポイント集
B合同・個人演説会Q&A

出来上がりの順は@〜Bになります。実績を積み重ねる毎に選管の解釈が緩和し、それに合わせてマニュアルも進化している部分もありますので全て読んで下さい。

以下で内容を抜粋します。

2.実行委員会について
  a)選挙区内の有志を募って実行委員会を作る
  b)青年会議所が単独で開く
  c)青年会議所が各種団体と合同実行委員会を作る
  d)学生団体が単独または合同で実行委員会を作る
  e)1人で実行委員会を作る(この場合はご相談下さい)

3.解散日に備えて候補者へ送付する書類を事前に準備する
  a)開催趣意書または企画書
  b)主催のお願い及び出席回答書
  c)合同個人演説会と公開討論会の相違

4.候補者へのアプローチ
  a)解散日に上記書類を候補者へ送付する(出来るだけ同時刻)
  b)参加表明されたら御礼を良いこれからの流れを説明する
  c)欠席回答を頂いた場合は柔軟に対応して粘り強く交渉する
  d)その他の必要書類を作製する
  e)陣営に対して合同説明会を開き説明ならびに選管へ提出する資料に記入して頂く

5.会場の選択について
  a)候補者は個人演説会を選管から指定された公的施設であれば1回無料で
    使用できる権利があるで活用した方が良い。
   ※ただし使用できるのは公示の2日後となっているので注意が必要。
  b)前回衆院選の公開討論会の平均集客数は300人。
  c)文化センターなど大きな施設は1ヶ月前までに予約を取らないといけない
   場合があるのでターゲットとする日が空いているかは事前に確認しておく。
    (マニュアルにも記載の通り事前に他のイベントで抑える事がコツ)
  
d)行政の対応によって異なるが、体育館は空いていれば比較的にギリギリでも
    抑える事が可能。
  
e)公的な施設でなければ(民間ホールやホテル)、抑える日など気にしなくて良い
    が会場費が掛るので注意が必要。

6.選管への相談
   a)事前に合同・個人演説会にするか公開討論会にするか迷っている段階でも
    ある程度企画書を作った時点で事前に相談に行く。
   b)候補者の出演交渉以外の事であるならば、合同・個人演説会は選挙運動の
    一環となるため、公開討論会より建設的なアドバイスを受けるケースが多い。
   
c)個人演説会開催の申請書式があるのでその事も相談しておくと良い。

7.費用について
   a)候補者の負担になります。(かかった費用を出演した候補者で頭割り)
    →一般の市民団体はもちろんのこと、青年会議所でも、
予算を確保して
      いないと心配されている方にはかなり有効です。
   
b)候補者が負担するとはいえ出来るだけ経費は抑える努力はする。
   
c)選管より認められた公的施設の会場費無料はその選管により若干対応
    が異なる場合がありますのでどこまで無料なのか確認しておくと良い。

8.集客活動について
   a)集客方法としてはクチコミ、候補者本人、新聞やテレビによる報道に限ら
     れます。その他は公選法の関係で利用できません。
   b)チラシは配布できませんが名前を書いて相手を特定した上で手渡せば
    私信とみなされるので渡すことが出来ますのでご活用下さい。
   
c)企画運営団体が全力でクチコミで集客するのが大原則ですが、選挙期間
     であるが故に候補者自身が来場を呼びかけて頂ける場合も多くあります。
   
d)記者会見を開き新聞やTVで合同・個人演説会の告知をして頂く(報道さ
    れる事で出演交渉の助けになる場合もあります)。

9.開催日時・開催時間について
   
a)最初にこちらから指定した日時で交渉しますが、候補者の都合が悪ければ
     柔軟に調整する事も必要です。
   
b)上記に付随しますが選挙期間中のため候補者の方が街宣車など利用して
     20時まで選挙がしたいと言われる事や選挙活動中で選対がスケジュール
     を決めているために出たいのだが無理と言われる事もあるので、選挙運動
     も考慮して20時以降の開始も視野に入れる。
     過去には21時開始23時終了もありました。

10.合同・個人演説会の優れた点
    
a)衆院の解散、首長の突発的な辞任に対応しやすい。
    
b)企画運営団体に費用の負担が掛らない
    
c)国政選挙であるために中央選管で認められた政党マニフェスト(パーティー
     マニフェスト)が会場内で有権者に配る事ができるのでマニフェスト型に最適です。
    
d)候補者は投票依頼、公約、など発言に制限無く話す事ができる。
    
e)タスキの着用が認められるので選挙に対する臨場感が上がる。
    
f)衆院選の場合に解散から告示までの期間が短い場合が多く準備期間を多く
      持ちたい時に有効です。

11.合同・個人演説会への誤解
    a)特に青年会議所の方に多いのですが主催者が候補者のため合同・個人
      演説会では青年会議所の名前を出せないと言われ開催を敬遠されます。
     →・企画運営 ○○青年会議所や衆院○○第○選挙区合同個人演説会実
        行委員会とはっきりと言えます。
       ・報道関係から企画運営○○と記事にもして頂けます。
       ・
会場内看板には企画運営○○青年会議所と記載して良いですし、候補者
        は外に選挙の七つ道具の一つである「掲示板」のついた個人演説会の看板
        の掲示をして頂きますので会場内看板に候補者の名前を入れなくても良いです。

       つまり公開討論会でいう主催者が企画運営団体と呼び名が替わるだけです。

     b)企画の主導権を握れない。
     →公選法の候補者が主催者となりますが企画運営団体主導の運営となり
       公開討論会でいう主催者と同じ役割です。
     c)演説しか出来ず、候補者同士の討論が出来ない。
     
→「個人演説会」を合同で行うので勘違いされやすいが発言制限のない
       公開討論会です。

備考

9月末にご案内させて頂いた「[公開討論会これで完全ビデオ入りDVD]2012」の素材集の中に、フォルダ名「実践資料サンプル02(2009総選挙静岡5区合同個人演説会)」が入っています。これは、裾野JCが実際に使用した書類一式をカテゴリー別に纏めてあるので、該当箇所を変更すればすぐに使用できる大変即効性の高い物となっています。ご希望の方は事務局へご連絡下さい。

 

 

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