更新日 2016年12月31日



事務局からのいろいろなお知らせを載せています。
リンカーン・フォーラムに関する最新情報です。
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2016年

 

 


2016.11.27 山中湖村長選公開討論会が、自治体と教育委員会からW後援を受諾しました


2016年11月27日に開催された山中湖村長選公開討論会(主催:(公社)富士五湖青年会議所)は、地元自治体の山中湖村から、ご後援をいただきました。
さらに、山中湖村教育委員会からもご後援をいただきました。

公開討論会が、自治体と教育委員会からW後援をいただいたのは史上初めてのことです。

また、同村長選公開討論会で自治体から後援いただくのは、前回村長選(2012年)に続き2期連続となります。

これはリンカーン・フォーラム方式の公開討論会がますます社会に根付き、公益に供するものとして、行政当局に認められてきた証といえます今後企画される公開討論会の主催者も是非、自治体からの後援受諾に挑戦して下さい。

 公開討論会の自治体からの後援受諾実績

 自治体や明推協に後援を依頼する方法


 

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2016.06.16 日本初、高校で本物の選挙の公開討論会が開催されました


今回の参議院選で、日本で初めての、高校生だけを対象に、高校を会場とした本物の選挙の公開討論会が開催されました。

   ・選挙名 2016年参議院選(第24回参議院選)富山県選挙区
    ・開催日 2016年6月11日
   ・会 場 富山国際大学付属高等学校(音楽ホール)
   ・主 催 日本JC富山ブロック協議会、富山国際大学付属高等学校

まずは、毎日新聞の記事を引用して、概要をお伝えします。

18歳選挙権 高校生200人、参院選立候補予定者に問う 富山で公開討論会

 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる参院選を前に、富山市の富山国際大付属高校で11日、富山選挙区の立候補予定者3人が参加した公開討論会が、高校生を聴衆に開かれた。

消費税問題などの質問に3人が答え、参加者には「生の声を聞いて投票する気がわいた」という声もあった。  日本青年会議所(JC)北陸信越地区富山ブロック協議会が開催し、同校の1〜3年約200人が参加した。参院選でJCは公開討論会を各地で催しているが、高校生のみを対象にした討論会は唯一という。

 立候補予定者側も自民現職と野党統一候補の無所属新人ら3人が顔をそろえた。生徒たちは、事前アンケートで関心が高かった消費税増税延期▽災害対策▽原発再稼働−−の3点について、準備した資料を読み上げる形で考えをただした。

 参加した中島一英さん(18)=3年=は「いきなり『投票できる』と言われて迷惑だと思った。政治を勉強するにも、材料もないし方法も分からない」と、選挙権年齢の引き下げに戸惑っていたが、討論会を終えて「3人の生の声を聞けて投票に行く気にはなれた」と言う。ただ今回は追加質疑などがなく、舟木友哉さん(18)=同=は「貴重な機会だったが、もっと自由に討論してほしかった」と残念そうだった。

 討論会の様子はJCのウェブサイト「e−みらせん」で配信し、DVDにも収録して富山県内の一部の私立高校で授業などで活用される。

【大東祐紀】
出典:毎日新聞2016年6月12日 11時30分

この記事にある通り、この公開討論会は、高校生だけを対象に、高校で開催された 、本物の選挙の公開討論会 です。

これまで、高校の授業の一環として、学校の先生が生徒を引率し、学校外で開催の公開討論会に来場したことはありました。 また、模擬選挙であれば、模擬選挙推進ネットワークなどの長年の努力の積み重ねで、大きな広がりを見せています。 しかし、本物の選挙の公開討論会が、高校生だけを対象にして、高校で開催されたのは、日本で初めてのことです(リンカーン・フォーラム調べ)。

リンカーン・フォーラムは14年前(2002年)に、Webサイトでスウェーデンの主権者教育を紹介しました。
(参照 〜 スウェーデンの選挙運動 by「開け電網政治の時代」 〜
スウェーデンでは、選挙の時に候補者が高校にで公開討論会や演説を行うことが日常的に行われています。リンカーン・フォーラムでは、これこそが、最も短時間で最も効果的な主権者教育になると考え、日本でも高校での公開討論会が始まることを期待していましたが、学校側は主権者教育として選挙に向き合うことに及び腰でした。

時は流れ、今年2016年の参議院選で選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることになったことを受けて、若者を公開討論会に呼び込もうという動きが全国的に動き始めました。そして、富山選挙区での富山国際大学付属高校が、高校生向け公開討論会の第1号となったのです。

本討論会の開会時に、コーディネーターが会場の生徒に、今回の選挙に「行くつもり」か、「多分行かない」かを挙手で回答を求めました。 結果は、「行くつもりの人」が約1割、「多分行かない」が約9割でした。 質問したコーディネーターは結果に驚いていましたが、むしろこれは当然でしょう。
それが今の日本の政治教育のもとでの現状だからです。
しかし、上述の新聞記事に見られるとおり、この公開討論会は生徒を目覚めさせたようです。

高校生だけを対象に、高校を会場とした本物の選挙の公開討論会を開催した事例ができたことは、後に続く主催者も学校も非常に楽になります。
富山が敷いた轍に、後続者が続々と現れることを期待しています。


 

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2016.06.05 参議院選プロジェクトのコーナーを開設しました


2016年6月〜7月の参議院選選挙(公示:6月22日、投開票:7月10日)に向け、リンカーン・フォーラムでは全国で一斉に公開討論会を開催します。そこで当ホームページに参議院選公開討論会の模様を詳しくお伝えするコーナー「2016参議院選プロジェクト」を開設しました。最新の情報を随時お知らせしていきます。どうぞご利用ください。


 

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2016.05.22 コーディネータ養成講習会(応用コース)を開催しました


リンカーン・フォーラムは、5月21日(土)、TKP浜松町ビジネスセンターで、公開討論会のコーディネーター養成を目指す講習会「応用コース」を開催いたしました。
「応用コース」は、2時間の座学に加えて、本物の公開討論会のビデオを題材にコーディネーターとしての振る舞いをシミュレーションする本格的な演習です。
内田代表理事が講師を担当し、豊富な経験を基にしたノウハウ指導が行われました。

全国から参加した約10人のコーディネーター候補生が熱心に受講し、最後に修了証が授与され、リンカーン・フォーラム認定資格制度のB級推奨コーディネーターを称することが許可されました。
2016年7月に予定されている参議院選などで、主催者自身のコーディネーターが巣立つことが期待されます。

この講習会の模様がYahoo!ニュースに掲載されています!
選挙の前には公開討論会を!〜公開討論会コーディネータ養成講習会開催される」(2016年5月21日)

リンカーン・フォーラムではコーディネーターの育成事業に力を入れており、各地に講師を派遣いたします。詳しくはこちらをご参照ください。


 

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2016.04.22 本部事務所の移転のお知らせ


リンカーン・フォーラムは、業務拡張のため、2016年4月15日より、本部事務所を名古屋市中村区から名古屋市内の下記の場所へ移転いたしました。
これを機に、業務の拡充に努力し、メンバー一同、サービスの向上に励み、皆様にご満足いただけるよう心がける所存でございますので、何とぞ倍旧のご愛顧を賜りますよう、お願い申しあげます。
なお、電話番号等も下記の通り変更いたしますので、併せてご連絡申しあげます。

        記

移転先
 
  〒457-0007
      愛知県名古屋市南区駈上一丁目11番29号
      新瑞南ビル301 リアルアシスト内リンカーン・フォーラム
電話番号 052-883-8397
FAX番号  052-883-8213
E-MAIL  LF.office@touronkai.org (従来通り)

交通のご案内
  ・地下鉄 桜通り線新瑞橋駅7出口から徒歩約4分
  ・地下鉄 名城線新瑞橋駅7出口から徒歩約4分

アクセスマップ
  


 

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2016.04.13 コーディネーター養成講習会(応用コース)のご案内

 

公開討論会の開催を目指す皆様へ

今年は7月に参院選があり、また衆院選との衆参同日選も取り沙汰されており、全国各地の皆様が公開討論会を企画されていると存じます。
そこでリンカーン・フォーラムでは、公開討論会の主催者を支援するために、「コーディネーター養成講習会応用コース」を開催いたします。
ベテランの方でも初心者の方でも公開討論会に関心のある方なら誰でも受講可能です。コーディネーターの技術のみならず、公開討論会の運営についても高い技能が取得できます。
また、当会認定資格である公認コーディネーター、公認地域指導員、取得に向けての公認セミナーでもあります。ぜひこの機会をご活用下さい。

                記

   コーディネーター養成講習会(応用コース)
■ 日時 2016年5月21日(土)
10:00〜16:50(受付開始9:30)
■ 会場 TKP浜松町ビジネスセンター カンファレンスルーム3A
  東京都港区浜松町2-7-17 イーグル浜松町ビル3階
  03−5733−5723
   JR山手線 浜松町駅 金杉橋口 徒歩4分、
   東京モノレール 浜松町駅 徒歩4分
   都営浅草線・大江戸線 大門駅 A1出口徒歩4分、
   都営三田線 芝公園駅 徒歩5分
地図  http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/bc-hamamatsucho/access/
■ 主催 一般社団法人公開討論会支援リンカーン・フォーラム
■ 講師 内田 豊 (一般社団法人公開討論会支援リンカーン・フォーラム代表理事)
■ 内容 コーディネーター養成講習会 応用コース
(基礎編+実践編+応用編 各2時間弱)
■ 到達目標 以下形式のクロストーク各種コーディネーターが務まるレベル
ディベート型・マニフェスト型・フリーディスカッション形式・フォワード型
■ 特典 ・受講者には修了証を発行
・すぐに使える実践資料CDの配布
・認定資格申請単位取得
・公開討論会時B級推奨コーディネーター名称使用許可
■ 費用

5,000円(税込)
銀行振込(振込手数料はご負担願います)

住信SBIネット銀行 法人第一支店(支店番号:106)普通 1186535
シヤ)コウカイトウロンカイシエンリンカ−ンフオ−ラム
※ 領収書が必要な方はできるだけ事前にお申し出下さい ※ お振込み後の返金はできかねますのでご了承下さい。

■ 定員 30名
■ 申込方法 受講費用を銀行振込の後、申込用紙をダウンロードして必要事項を記入して指定先に送付
■ 申込期限 5月13日(金)(ただし。定員になり次第終了)
■ 昼食 各自でご用意下さい
■ 予習 公開討論会マニュアルQ&Aを予習願います
■ その他 セミナー終了後、リンカーン・フォーラム総会(30分程度で終了)にオブザーブ、 情報交換の場として当会役員を含めた懇親会(18:30頃開始)に参加できます。

お問合せ:リンカーン・フォーラム事務局次長 植松一成 uematsu@touronkai.org


 

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2016.03.21 リンカーン・フォーラム認定資格制度を開始します


リンカーン・フォーラムは、4月1日から「リンカーン・フォーラム認定資格制度」と「リンカーン・フォーラム推奨制度」を開始します。

認定資格制度は、一定の基準を満たした高度な技能を持つコーディネーター、及び、地域指導員の資格をリンカーン・フォーラムが認定します。
推奨制度は、所定のコーディネーター養成講習会の修了者に、リンカーン・フォーラム推奨コーディネーターの名称を使用することを許可します。

全国で公開討論会が大きな広がりを見せる中、今年7月の参議院選から18歳以上が選挙権を得ることで、有権者層が若い世代に広がります。このため、公開討論会の場では、複雑かつ高度な政治や政策を、よりわかりやすく有権者にお届けすることが不可欠になっています。
これを単純に立候補者の演説力に頼るだけではなく、コーディネーターが中立・公平な運営を堅持しながらも、その采配で候補者の政策の違いを浮き彫りにしたり、、政治への関心を引き立て足りしていくてことが急務となっています。

また、現在の公開討論会の大きな担い手である全国各地の青年会議所は、単年度制で毎年組織のメンバーを総入れ替えすることから、前年までの慣例に捉われない長所がある反面、過去の公開討論会の経験が次世代に継承されず、組織としては毎年初心者に戻るという短所があります。
そこで、初心者向けの丁寧なサポートとともに、それぞれの地域で培った公開討論会の経験を継承し、各地域の選挙事情等に応じたきめ細かな支援が行える指導者が各地に必要となっています。

そこでリンカーン・フォーラムは、これらの高度な技能や経験を持つコーディネーターと地域指導員を育成し、その能力を認定することによって、公開討論会の品質を向上していくこととしました。
併せて、リンカーン・フォーラム公認のコーディネーター養成講習会の修了者を推奨し、修得した技能を発揮できる場づくりを後押しします。

詳細はリンカーン・フォーラムのホームページに掲載しています。
公開討論会を通じて政治家を選ぶというルールを根付かせる活動に賛同される方は、奮って認定資格、推奨制度に挑戦をお願いします。

リンカーン・フォーラム認定資格制度/推奨制度


 

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2016.02.03 リンカーン・フォーラム方式公開討論会、通算3000回に到達

 

リンカーン・フォーラム方式の公開討論会(リンカーン・フォーラムのマニュアルに従って開催される公開討論会)が、2016年2月2日開催の京都府八幡市長選公開討論会(主催:(一社)山城JC)で、通算3000回目に到達しました。

1996年2月の京都市長選で産声を上げたリンカーン・フォーラム公開討論会は、その後、公平・中立な公開討論会として事実上の日本標準となり、2005年に1000回、2010年に2000回に到達。そして、ちょうど20年で3000回の大きな節目を迎えました。

3000回といえば、仮に衆議院総選挙の295全選挙区で開催できたとしても10回分にもあたりますから、単なる通過点とはいえ、相当な重みがあります。

公開討論会の歴史を振り返れば、最初のころは選挙の専門家達から、告示後は、第三者が開く演説会は禁止されているから不可能」、「告示前の公開討論会も事前運動に当たるので不可能」、「仮に公開討論会を開いたとしても、現職はかつての立会演説会で苦い経験をしているので出てこないから不可能」などと言われ、開催すること自体が針の穴を挿すような苦労の連続でした。
 ※現在ではこれら問題は全て克服されています。

1990年代は、実際に選挙管理委員会から「公選法違反の疑いがあるから」とストップをかけられたり、何処の馬の骨ともわからない無名の市民団体の呼びかけには、現職はおろか、新人候補さえも出てくれないことも相次ぎました。また、リンカーン・フォーラムの古参幹部のなかには、様々な脅迫と戦ってきた方もいました。そこまでとはいかなくとも、開催や出演交渉を巡る圧力は各地で無数にありました。

そのような先人達の苦労のひとつひとつがリンカーン・フォーラム方式として昇華、結実し、脈々と受け継がれて公開討論会が積み重なりました。現在ではリンカーン・フォーラム方式は日本の公開討論会のスタンダードとしてすっかり定着しました。この活動に携わり、また協力、ご支援いただいた全ての皆様に、御礼を申し上げます。
今後とも、全ての選挙で当たり前のように公開討論会が開かれる世の中を目指して生きたいと考えます。

(一社)公開討論会支援リンカーン・フォーラム 代表理事 内田 豊


 

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2016.01.13 (公社)日本青年会議所の山本会頭が顧問に就任しました


2016年1月1日、リンカーン・フォーラムの顧問に、公益社団法人日本青年会議所(以下、日本JC)の山本樹育会頭が就任しました。
また同日、リンカーン・フォーラムの参与に、日本JCの公開討論会推進担当委員会である「民度向上委員会」の松浦洋平委員長が就任いたしました。

  • 就任期間は、2016年1月1日〜2016年12月31日です。
  • リンカーン・フォーラムでは、毎年度継続的に日本JC会頭及び、公開討論会担当委員会委員長を顧問、参与にお迎えしていく予定です。

 

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